CEIPAとトヨタが手を組む音楽の新たな挑戦
2025年5月、京都市内にて音楽制作の新たな形式が試みられる。音楽業界の主要な組織が集い、その名も「MUSIC WAY PROJECT」としてコライティングキャンプ「SONG BRIDGE 2025」を開催する。このプロジェクトは、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)とトヨタ自動車グループの共同で立ち上げられたもので、日本音楽のグローバル化と持続可能な成長を目指している。
コライティングキャンプとは?
コライティングとは、複数のクリエイターが協力しながら音楽を制作する手法であり、これにより新たな音楽の可能性が広がることが期待されています。この手法は主に欧米で進化してきたもので、最近ではアジア地域、特に日本でも積極的に応用されています。特に「SONG BRIDGE 2025」は、国際的な音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」に合わせて開催されるため、注目度も高まります。
参加クリエイターについて
キャンプには、世界各国から名だたる音楽クリエイターたちが集まります。オランダ出身のシンガーソングライターBenny Singsを初め、グラミー賞受賞歴のある宅見将典(Masa Takumi)、さらには国内外のヒットメーカーher0ismや韓国のプロデューサーEL CAPITXNなど、多彩なバックグラウンドを持つ19名のクリエイターが参加予定です。これにより、参加者たちがそれぞれの視点で音楽制作に取り組む機会が生まれ、ユニークな作品が生まれることが期待されます。
プロジェクトの意図
CEIPAとトヨタグループによる「MUSIC WAY PROJECT」は、コロナ禍でのライフスタイルの多様化とエンタメ市場の拡大を背景に、日本文化の価値をさらに高めることを目的としています。「日本の音楽が世界をドライブする」というスローガンのもと、若い才能たちが国際的な舞台で活躍できるための環境を整えることに注力しています。
キャンプの開催概要
「SONG BRIDGE 2025」は、2025年5月18日から21日までの4日間、京都市内で行われます。主催はCEIPAとTOYOTA GROUPで、Sony Music PublishingやUNIVERSAL MUSIC PUBLISHINGなどの協力を得ています。さらに、YAMAHAやオーディオテクニカなどの企業がキャンプの運営を支持することによって、地域の文化とも結びついたイベントを作り上げることが目指されています。
SNSでの情報発信
キャンプの進行状況や参加アーティストの情報は、公式SNSアカウントを通じて随時発信される予定です。フォロワーはこの新たな音楽の冒険に参加し、更新を楽しみにすることができます。
まとめ
「SONG BRIDGE 2025」は、音楽という枠を越えた人々の交流の場であり、多様な文化が交わる掛け橋となることを目指しています。新しい音楽が生まれ、やがてそれが世界へと広がる瞬間を、私たちは見逃さないようにしたいですね。