エクサキッズ2018
2018-03-05 09:00:12
九州初!子どもたちのITキッズフェスティバル「エクサキッズ2018」開催の様子
エクサキッズ2018が福岡市で盛況に開催
2018年2月25日、エクサキッズ実行委員会主催のITキッズフェスティバル「エクサキッズ2018」が福岡市中央市民センターで行われました。このイベントは九州初の子ども向けプログラミングコンテストとして、初開催にもかかわらず、なんと3000人以上の来場者で賑わいました。
拡大するITキッズフェスティバル
「エクサキッズ」とは、IT教育に興味を持つ子どもたちが、その学びを競う場を提供する取り組みです。プログラミング教育の義務化が叫ばれる中、ITに関心を持つ子どもたちが増えてきています。そんな子どもたちが互いに刺激し合い、成長していく環境を目指しているのがこのイベントです。
子どもたちの熱意と創造性
イベントでは150作品以上が応募され、高い審査基準を突破した作品がステージでプレゼンテーションを行いました。小学生向けの「チャレンジコース」には12作品、中学生向けの「エキスパートコース」には13作品が通過し、特に注目を集めました。加えて、「未来に必要なもの」をテーマにしたアイディア部門コンテストも同時開催され、別の3作品が壇上で発表されました。
エキスパートコースで最優秀賞を受賞したのは、14歳の高田青周さんが提案したレトロゲーム「1 ONE LIFE」。また、優秀賞に輝いた中原暁太郎さん(12歳)の「pythonで作る小学生向けSNS」も大きな反響を呼びました。
会場は賑わいを見せる
会場内には、ドローンを使ったレースやプログラミング体験、ウェアラブルデバイスの展示ブースなど、多彩な出展があり、特に人気の高いブースでは入場制限がかかるほどの混雑ぶり。プロゲーミングチーム「Libalent」もブースを出展し、ゲーム対戦やトークイベントで盛況を博しました。若い世代に向けたIT教育の重要性が実感できるイベントとなりました。
審査員の声
エクサキッズ実行委員長の古林侑樹氏は、「今回は九州・福岡を中心に開催されましたが、これから全国、さらには海外にも目を向けたイベントに成長させたい」とコメントし、子どもたちの素晴らしい創造力に感動の声を寄せました。
また、サイバーセキュリティ財団の理事長である宮脇正氏は、「作品には実務で使用される技術もあり、参加者たちの成長が感じられた」と述べ、全体を通して参加者たちの取り組みを称賛しました。
今後への期待
中島賢一氏(公益財団法人福岡アジア都市研究所)は「子どもたちの純粋な『作りたい』という気持ちが感じられ、これからのIT教育の在り方を考えさせられた」と語り、来年の開催を心待ちにしています。
「エクサキッズ2018」は、これからのIT教育を担う子どもたちにとって、有意義な経験となったことでしょう。次回の開催に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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NPO法人EXA KIDS
- 住所
- 福岡県福岡市南区横手4丁目11-15横手はなみずき202
- 電話番号
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