千葉県浦安市のプロ野球チーム浦安D-Rocksは、クラブハウスや練習場などの施設である「浦安Dパーク」に、再生可能エネルギーの電力を導入することを発表しました。
この取り組みは、NTTアノードエナジー株式会社との連携によって実現しました。オフサイト型コーポレートPPAと呼ばれる仕組みを活用することで、太陽光発電所から発生した電力を「浦安Dパーク」に供給します。2025年1月24日から電力供給が開始され、年間約10万kWhの再生可能エネルギーが利用される見込みです。
オフサイトPPAでは、太陽光発電所の電力と非化石証書を組み合わせることで、実質的に100%再生可能エネルギーの利用を実現します。これにより、温室効果ガス排出量の削減効果は年間174トンに達すると予想されます。また、千葉県内の太陽光発電所から電力を供給することで、エネルギーの地産地消にも貢献します。
浦安D-Rocksは、チームのサステナビリティ宣言において、2030年までにチーム運営に関わる温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を目指しています。今回の再生可能エネルギー導入は、この目標達成に向けた重要な一歩となります。
浦安D-Rocksは、サステナビリティ宣言に基づき、気候変動対策、循環経済、自然環境保護など、様々な取り組みを進めています。社会との共創を通じて、持続可能な世界の実現に貢献していくことを目指しています。