「tripla Boost」で宿泊施設の集客を強化
宿泊施設向けの広告運用代行サービス「tripla Boost」を提供するtripla株式会社が、この度、ショートムービープラットフォーム「TikTok」の広告運用を開始しました。この新サービスにより、宿泊業界の多くの施設が抱える動画広告の制作や運用におけるノウハウ不足を補い、公式サイトへの集客促進を図ることが可能となります。
インバウンド需要の高まり
観光庁の実施した調査によると、2025年1月の外国人宿泊者数は前年同月比で35.1%の増加を記録し、2月も15.5%の増加が見込まれています。これに伴い、宿泊施設においては自社公式サイトを通じた予約獲得が喫緊の課題となっています。これまで多くの施設では、OTA(オンライン旅行代理店)経由での予約が主流でしたが、高額な手数料や顧客データの取得困難という問題がありました。
「tripla Boost」のメリット
トリプラはこの課題を解決するため、2023年11月から「tripla Boost」を通じて、宿泊施設向けの広告運用支援を実施します。このサービスでは、GoogleやYahoo!、Instagram、Facebook、TikTokなど、複数の広告媒体への出稿が可能。各施設のニーズに応じた広告プランを提案し、実行・分析・最適化までの一貫したサポートを行います。
「TikTok」は現在、世界中で月間10億人以上のユーザーに利用されているため、宿泊施設にとって集客の新たな主戦場となる可能性を秘めています。特に、このプラットフォームは動画が主役のため、効果的なマーケティング戦略を柔軟に展開できます。トリプラでは、動画の制作と運用を一手に担うことで、宿泊施設が手軽にTikTok広告を利用できる環境を整えています。
成果を生むデータ活用
また、予約エンジン「tripla Book」とも連携しており、広告によって得たデータを宿泊データと結びつけることで、顧客層の特定が容易になります。これにより、より費用対効果の高い広告運用が実現し、顧客属性に合わせたリピート施策を展開することが可能です。
トリプラの国際的な展開
さらに、トリプラは韓国、台湾、インドネシア、シンガポールなどアジア市場でもサービスを展開しており、インバウンド向けの広告運用に関するノウハウを蓄積しています。このような背景から、各地域に最適な広告施策を提供できる体制が整っており、実際に運用したビジネスホテルでは、顧客獲得単価を8.9%改善できており、持続的なリピート施策の実施が可能です。
会社情報
tripla株式会社は、宿泊業界に特化したSaaS型サービスを提供しており、特に自社予約比率向上を目指したシステムを展開しています。近年では、AIチャットボットの導入以来、予約システムやCRMサービスなど、多彩なサービスで宿泊施設を支援しています。2022年には東京証券取引所グロース市場へ上場し、さらに成長を続けています。
宿泊業界の競争が激化する中で、広告運用代行サービス「tripla Boost」は、施設の収益最大化を一手に引き受ける頼れるパートナーとなることでしょう。この機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。