PoliPoliとPijar財団が手掛けた新しい挑戦
株式会社PoliPoliは、インドネシアの非営利団体Yayasan Pijar Masa Depan(通称Pijar財団)との協力のもと、社会課題解決を目的としたプロジェクト「FutureGen for Change」を実施しました。この取り組みは、約一年間にわたって東南アジアの社会問題に立ち向かうものであり、PoliPoliの寄付基金『Policy Fund』を活用してスタートアップと行政との連携を図り、持続可能な社会モデルを構築することを目指しました。
プロジェクトの背景と目的
現代社会は、多くの複雑な問題に直面しています。これらの課題は、政府や自治体だけでは解決することが難しく、民間企業やNPOなどの力を借りることが必要です。PoliPoliは、日本国内で培った「政策をみんなでつくる」ノウハウを活かし、ASEAN地域での官民連携を促進する方向で活動を進めています。このプロジェクトは、日本と東南アジアをつなぐ橋の役割を果たし、現場での課題解決の成果を政策の形成に反映することを目指しています。
プロジェクトの進行
「FutureGen for Change」は、インドネシアにおけるヘルスケアや気候変動などの社会的な問題を解決するための実証実験として実施されました。2024年から2025年にかけて、特にボゴール、スマラン、パレンバンの3都市を中心に様々な取り組みが行われました。具体的な活動には、次のようなものが含まれていました。
- - 地方自治体との政策連携 : ソリューションと行政を結ぶための協議を実施。
- - アクセラレーションプログラム : 社会起業家へのメンタリングとネットワークの提供。
- - デモデイ : 投資家や政策立案者に向けたピッチの場を設ける。
- - 『Policy Fund』による助成 : 採択された団体に資金提供と政策推進の支援を行う。
採択された団体の実証実験の成果
本プロジェクトでは、6社が採択され、その中から2社に対して『Policy Fund』を利用した支援が行われました。以下に、各社の実証実験から得られた成果を紹介します。
1. 保健分野:PrimaKu
- - 背景: インドネシアでは子どもの発育を阻害する「スタンティング」が問題視されています。
- - 実証内容: 地域の保健ボランティア(カデル)が使用するアプリ「KaderKu」の導入により、子どもたちの成長をリアルタイムで追跡。
- - 結果: 使用施設が5から25に増加し、約1,200名のボランティアが子どもたちのデータを管理。さらに小児科医による遠隔診察も実施。
2. 農業分野:Lokatani
- - 背景: 都市部での農業生産性向上の必要性。
- - 実証内容: IoT技術と水耕栽培を用いた「学習センター」の設立。
- - 結果: 収穫量が200%以上増加し、農作物の廃棄がゼロに。
今後の展望と取り組み
これらの成果を元に、PoliPoliはASEAN地域での引き続きの活動を進めていく予定です。データに基づいた政策作りを支援し、スタートアップによる社会課題の解決の有効性を示していく考えです。
パートナーシップの呼びかけ
地域課題解決に興味がある企業や団体との連携を強化していく方針です。関心がある方は、株式会社PoliPoliへご連絡ください。
株式会社PoliPoliについて:
東京・千代田区に本社を置き、2018年に設立されたPoliPoliは「行政の仕組みをつくりつづける」ことを企業ミッションとし、社会問題解決のための様々なプラットフォームを展開しています。