神奈川VANGUARDS、ココロミル社とのメディカル契約を継続！

神奈川VANGUARDS、健康管理の新たな一歩

車いすバスケットボールチーム「神奈川VANGUARDS」が、株式会社ココロミルとのメディカルサプライヤー契約を再び結びました。この契約により、2024年度から「ホーム心臓ドック®pro」の導入が決定され、選手やスタッフ全員の健康管理の重要な一環となります。

車いすアスリートが直面する課題

車いすバスケットボールの競技環境には特有の健康リスクが存在し、一般的なアスリートより過酷な現実に直面しています。主な課題としては、###

- 基礎疾患を抱える選手: 選手の中には元々の健康状態に問題を抱えている方が多い。
- 医療機関へのアクセスが困難: 移動に制約があるため、迅速な医療環境の確保が難しい。
- 移動時のリスク: 車いすを利用した運転や他の移動手段による怪我の可能性。

こうした多面的な課題に対処するため、神奈川VANGUARDSは健康リスクの見える化に努めており、その一環として「ホーム心臓ドック®pro」を活用することになりました。

「ホーム心臓ドック®pro」の特徴

「ホーム心臓ドック®pro」は、ウェアラブルな心電計を利用したサービスで、選手が日常的に健康状態をチェックするのに役立ちます。この心電計は胸部に装着するサイズでながら、最大24時間の心電図データを取得可能です。具体的な特徴としては、###

- 自宅での計測: 現場や遠征先でも利用できる便利さ。
- 解析レポート: 臨床検査技師による専門的なレポートが付属。
- 高精度な検査: 医療機関と同等の精度を誇ります。

この技術により、通常の健康診断では見落とされがちな不整脈や心房細動、さらにはストレスや睡眠の質についても把握することができます。

ココロミル社の調査によれば、これまでの検査データからは、被験者の40%以上が心疾患の兆候を示していたとのことです。この事実は、早期発見の重要性を裏付けるものです。

ココロミル社の代表の言葉

株式会社ココロミルの代表取締役社長、林大貴氏は、「神奈川VANGUARDS様に引き続き『ホーム心臓ドック®pro』をご活用いただけることを非常に嬉しく思っています。車いすバスケットボールは高い身体能力を要する競技で、選手たちは常に見えないリスクに直面しています。私たちが目指す“病気で後悔しない社会”を実現するためには、選手の健康管理が不可欠です。」と発言しました。

神奈川VANGUARDSの代表コメント

チーム代表の西村元樹氏もコメントを寄せています。「勝負の瞬間に集中できる環境を整えつつ、選手たちの健康を守るために『ホーム心臓ドックpro』の導入は非常に価値があります。これによってチーム文化として健康意識を根付かせていくことを目指します。」と、選手たちの安全への取り組みについて強調しました。

株式会社ココロミルについて

株式会社ココロミルは、先進的な健康管理技術を提供する企業で、「ホーム心臓ドック®」はその代表的な製品です。このサービスは、負担を軽減しながらも専門的な医療検査と同等のレベルの健康管理を実現しています。長時間の心電図計測を可能にし、隠れた健康リスクを発見に寄与します。これにより選手の健康を守りつつ、スポーツ界全体の未来を見据えたサポートを行っていきます。