クリプタクト、カナダの暗号資産投資家を支援
暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営する株式会社pafinは、カナダの税制に対応した新機能を2025年2月12日にリリースしました。
カナダの暗号資産市場の成長
直近の調査によると、カナダには約340万人の成人が暗号資産を保有しており、これらの投資家は2025年4月30日までに確定申告を行う予定です。世界的な暗号資産市場も盛り上がりを見せており、時価総額は540兆円に達し、前年比で222%の成長となっています。こうした背景の中で、カナダでは暗号資産の報告枠組みが進められており、正確な納税を促す取り組みが行われています。日本に比べ、確定申告が一般的なカナダでは、暗号資産に関する申告についても意識が高いとされています。
新機能の特徴
「クリプタクト」は、2017年から暗号資産の自動損益計算サービスを提供しており、すでに15万人以上のユーザーを抱えています。新機能は以下の2つの特長を持ちます。
1.
現地税理士との連携:カナダの数ある税理士法人と協力し、多様な取引形態に対応可能な精度の高い計算ロジックを実装しました。これにより、暗号資産に関する複雑な税制をわかりやすくして、正確な計算が可能になります。
2.
グローバルなUI/UX設計:国際通貨(米ドル)を基準にした料金プランを採用し、海外ユーザーにとって使いやすいインターフェースを提供します。これにより、世界中の投資家が安心して利用できるサービスとなっています。
今後の展望
株式会社pafinは、カナダでの成功を基に、さらなる海外市場への展開を進めていく考えです。専門のチームと協力し、各国の税制に特化したサービスを展開していく予定です。これにより、暗号資産投資者のニーズに応え、使いやすい損益計算サービスの提供を続けていきます。特に、カナダの市場は急成長していることから、今後さらなる需要増が見込まれています。クリプタクトの取り組みは、全世界の投資家にとっても大きな利点となることでしょう。具体的には、カナダのユーザーが安全に確定申告に臨む上で大いに貢献できることでしょう。
会社概要
株式会社pafinは、「クリプタクト」のほかに、Web3の家計簿「defitact」も提供しており、暗号資産の管理や資産の可視化を簡便に行うことが可能です。今後も、ブロックチェーン技術を活用した革新的なサービス展開を目指しています。所在地は東京都千代田区麹町で、設立は2018年1月です。