黒の美が際立つ新作グラス、kuros’と田島硝子のコラボレーション

kuros’の新たな試み

株式会社東京ソワールが運営するライフスタイルブランド「kuros’」が、この春、特別なコラボレーションを発表しました。江戸川区の老舗ガラス工房「田島硝子」と手を組み、漆黒の硝子を使用した新しいグラスを発表することとなりました。この新作は、2024年3月6日より販売開始されるとのことです。

美しい漆黒の秘密

この新しいグラスの最大の特徴は、一般的なガラスには見られない透過しない漆黒の美しさです。ガラスは通常、光を透過するため、完全な黒を表現することは非常に困難です。しかし、田島硝子が長年の研究成果を結集させ、この問題を解決することに成功しました。

1mmの薄さを持ちながら、一切光を通さない漆黒の硝子を作り出すことで、黒という色の概念を覆しています。さらに、製品はフロスト加工によって艶を消し、高級感を演出しています。この仕上げにより、ただの硝子とは思えない、異素材感を持った逸品になっています。

大人のためのグラスコレクション

「kuros’」は、アルコールを楽しむためのグラスを3種類展開します。これらのグラスは、単に見た目が美しいだけでなく、効率的にアルコールの香りや味わいを引き立てる設計になっています。

例えば、ビールの苦味と甘み、クリーミーな泡を楽しめる「ピルスナーグラス」、ホップの香りを感じられる「グラスタンブラー」の他、数量限定で日本酒用の酒器もちょっとした特徴を持っています。この酒器は空気に触れる面積が広く、日本酒の香りを豊かに感じられる設計となっています。

伝統的な技術と現代のデザイン

田島硝子は1956年に創業し、長年の間、江戸ガラスの伝統を守り続けてきました。職人が一つ一つ手作業で仕上げるこの硝子は、ただの芸術品ではなく、実用性も兼ね備えた優れた製品です。伝統的な技術と現代的なデザインが融合したこのグラスは、心地よい口当たりと共に、アルコールを楽しむための最適なツールでもあります。