関西初のソーシャルファームイベント「Social firm Fest.」が大阪で開催

働き方の新たな未来を探る「Social firm Fest.」

2025年3月16日、大阪の新今宮で若手社会人や学生を対象にしたイベント「Social firm Fest.」が開催されます。このイベントは、若い世代の参加者が直面する働き方に対する課題や違和感を解決するための場として設けられています。参加者は、議論や交流を通じて、これまでの働き方とは異なる新しい選択肢を発見することが期待されています。

背景にある現代の働き方の課題

近年、働き方改革や多様性の重要性が強調されていますが、実際には多くの若手社会人が職場環境に窮屈さを感じています。Social firm Lab.の代表である永井愛梨さんも、摂食障害を抱えて進学や就職を経験し、既存の労働条件での困難さを実感してきました。この経験から、彼女は「働けない人がいるのではなく、人と環境が合わないことが問題」と捉え、ソーシャルファームを通じて新しい働き方の支援に取り組むようになりました。

ソーシャルファームの新しい働き方

ソーシャルファームは、育児や介護などの特別な事情を持つ人々が、自身のペースで得意なことを活かしながら安心して働ける職場のことを指します。特に、勤務時間や作業内容が柔軟に調整可能な点が大きな特徴です。Social firm Lab.は、こうしたソーシャルファームが次世代の多様な働き方を生み出す鍵となると信じています。

イベント内容と豪華ゲスト

「Social firm Fest.」では、参加者がソーシャルファームや新しい働き方について学ぶための様々なプログラムが用意されています。

トークセッション

このイベントでは、ソーシャルファームの運営者や独自のキャリアを築く方々が、実体験を共有するトークセッションが行われます。なかでも「あなたの声と、働き方の選択肢を考える」や「頑張りすぎない柔軟なキャリアの選択肢」というテーマに沿ったお話が予定されています。登壇者には、一般社団法人キャリアブレイク研究所の北野貴大氏や、株式会社グランディーユの小笠原恭子氏など、著名なゲストが参加します。