ROOOJI 大森中の受賞
2025-10-21 13:38:22

ROOOJI 大森中が2025年度グッドデザイン賞を受賞!新しい住まいの形とは

ROOOJI 大森中が受賞



2025年度グッドデザイン賞を受賞した「ROOOJI 大森中」は、トグルホールディングス株式会社のグループ会社であるつくる地所株式会社が企画・設計した集合住宅です。このプロジェクトは「路地のようにひらかれた住まい」というロマンチックなテーマのもと、居住者や地域の人々の交流を促すために設計されています。この特徴を通じて、まちの暮らしとの関係性の重要性を再確認させてくれる作品となっています。

具体的な物件概要



「ROOOJI 大森中」は、東京都大田区大森中に位置しています。木造2階建てで、屋上テラスを備えたという特徴があります。総戸数は5戸で、延床面積はおよそ120㎡、敷地面積は150.03㎡というもので、2025年2月に竣工予定です。設計はNPO法人CHArの連勇太朗氏とGANEMARの小金丸信光氏が担当しています。

設計の特徴



このプロジェクトの最大の特徴は、居住者同士や地域社会との「ゆるやかなつながり」を意識した設計にあります。具体的には、外部階段とテラス空間を「路地」と見立て、住まいの中に開かれた空間を創出しました。これにより、住人同士のコミュニケーションが促進され、地域の人々とも接点が生まれやすくなっています。

特に、建物中央に配置された外部階段は、通りを歩く人々と住民との境界を曖昧にし、まちのスケール感を保持しつつ、住戸間や地域内交流を助ける役割を果たしています。さらに、外部空間を設けることで、住民のプライバシーを守りつつも開放的な雰囲気を醸し出しています。

審査員の評価



審査員からのコメントでは、特に地域に見られる町工場の鉄骨階段を集合住宅にも取り入れた点が評価されています。多様なライフスタイルを支えるために設計された「チューブ」の存在も好評で、「この場所だからこそ生まれる魅力的な風景」を意識している点が際立っています。今後の街づくりにおいても、地域の特性を活かしたアプローチが期待されています。

ROOOJIについて



ROOOJIは、つくる地所が提案するまちなかに開かれた集合住宅のシリーズです。このシリーズは、住む人と地域、そして通る人がつながりながらも、すれ違うという新たな住まいの形を目指しています。「ROOOJI 大森中」はその第一弾として、多くの可能性を秘めた住環境を提供します。今後も「ROOOJI」シリーズのさらなる展開が期待され、その中で地域特性を活かした設計や住人・地域が参加可能な住まいづくりに注力する考えです。

会社概要



つくる地所株式会社とトグルホールディングス株式会社は共に東京都港区に拠点を置き、設計および不動産開発に力を入れています。特に、タッグを組んで取り組むプロジェクトにおいては、地域に即した独自性の高い設計が特徴です。

この受賞を機に、さらなる創造的なプロジェクトが展開されることを期待しています。是非、今後の活動にもご注目ください。


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会社情報

会社名
トグルホールディングス株式会社
住所
東京都港区六本木1丁目6-1泉ガーデンタワー 36階
電話番号

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