近年、ドローンビジネスが多岐にわたる分野で活用され、注目を集めています。特に空撮、農業、点検、物流、災害支援など、さまざまな場面で活躍中です。2021年の調査によると、国内のドローン市場は2308億円に達し、前年度比で25.4%の成長を見せています。さらに、2027年にはその規模が7933億円に達する見込みです。
ドローンスポーツの魅力は、年齢や性別に関わらず、多くの人々が楽しめる点にあります。特に障がいを持った方々も参加することができ、操作技術が勝敗を分けるため、どんな人でも同じ土俵で競うことができます。最近では小学生や中学生の若い選手たちが活躍していることも話題の一つです。しかしながら日本においては、ドローンスポーツの認知度はまだまだ低く、法律や規制が厳しいため、実際にドローンに触れる機会が限られています。
そのため、富士急ハイランドでのドローンレース開催は、特に若年層に向けてドローンに関心を持ってもらう良い機会となることが期待されています。多くの人が集まるレジャー施設でのイベントは、ドローンの認知度向上や理解を促進するためには最適な場所です。
また、この大会はクラウドファンディングを通じてその実現を図っています。この資金調達により、ドローンレースの認知を広め、気軽に体験できる環境を整えることで、さらなる参加者を募ります。
ドローンレースの魅力とは
ドローンレースは、一般的な空撮用途とは異なり、FPV(First Person View)という視点を用いて行われます。これは、ドローンに取り付けたカメラからの映像を、ヘッドマウントディスプレイで見るという方法です。選手たちは最高120km/h以上で飛ぶドローンを操縦し、コース上に設置されたゲートをくぐりぬけ、時間を競います。この競技はスピードだけでなく、操作技術も求められるため、非常に白熱した戦いが繰り広げられます。
JDSFの取り組み
日本ドローンスポーツ普及協会(JDSF)は、ドローンスポーツを通して業界の発展を目指し、ドローンの操縦技術向上を図っています。彼らが主催するイベントには、以下のような特徴があります。
1.
エンターテインメント性の重視: レースでは、観客が楽しめるようにLEDを装飾したドローンを使用し、視覚的にも楽しめる工夫がなされています。
2.
地域活性化: ドローンレースを開催することで、観客を引き寄せ、地域の活性化を図ります。さらに、地元の大学生たちが運営に参加することで学びの機会も提供されます。
3.
ドローン体験の場: 大会当日は誰でも気軽にドローンを操縦できる体験ブースが設けられ、参加者は実際にドローンを飛ばして楽しむことができます。
大会の詳細情報
- - 開催日: 2023年6月4日(日)
- - 時間: 9:00〜18:00
- - 場所: 富士急ハイランドイベント広場
- - 内容: プロドローンレーサーによるレースとドローン体験
- - 天候に関する注意: 雨天中止の場合は、開催2日前に判断されます。
クラウドファンディング詳細
さあ、富士急ハイランドで新しいスポーツ体験をし、ドローンの魅力に触れてみませんか?