ウェルネスをデザインする 新たなアプローチ
日本の労働者が直面する生産性の低下。特に「プレゼンティーズム」と呼ばれる、出勤中に体調が優れない状態で業務を行うことによる生産性損失は、年間で約7.3兆円にも上ると言われています。この深刻な問題に挑む次世代ウェルネスプロダクト「NAGI(凪)」が、ついに登場しました。
NAGIの特徴とその重要性
「NAGI」では、特別なアプリを必要とせず、ブラウザからアクセスするだけで利用できます。顔をカメラに向けて30秒待つだけで、自律神経の活動度を可視化することが可能です。この非接触バイタル測定技術は、心拍変動を基にAIが解析し、リアルタイムに健康状態をスコアリングします。
労働者自身が自覚しにくい不調を早期に捉えることで、すぐに対策を講じることが可能となります。さらに、管理者は各部署の状況をヒートマップ形式で可視化し、組織全体の健康状態を把握することが可能です。これにより、バーンアウトを未然に防ぐ仕組みが実現しました。
提携する企業の役割
本サービスの展開には、複数の企業が協力しています。CustIntCo Japan株式会社は日本市場における流通とサポートを担当し、アクリートの技術を背景に、日本独自の展開を推進します。シンガポールのCustIntCo Pte Ltdは、コア技術の開発を支え、高い精度と信頼性を持った自律神経測定を実現しました。
また、紺碧株式会社は健康経営の視点からNAGIのスコアリング設計を主導。これにより、測定結果から気づきを得て、自ら行動を変容させるプロセスを提供します。各社の強みを生かした共同作業は、これまでにない新しいソリューションを生み出しました。
日本における健康経営の可能性
日本企業全体の68%が強いストレスを抱え、その影響は生産性に大きく関与しています。従来の方法では捉えきれなかった「見えない損失」を解消するため、NAGIは客観的なデータ提供を通じて、健康経営の新たな形を提案します。
今後、NAGIは日常的なコンディション測定に加え、個別カウンセリングやオンラインセミナーといった改善施策を一貫して提供。在宅勤務の推進と合わせて、従業員のウェルビーイング向上と、組織全体の生産性を最大化することが目指されています。
まとめ
この新たな試みは、日本の働き方改革にも寄与することが期待されています。社員が健康で生き生きと働ける環境が整うことで、企業の生産性向上に直結することでしょう。「NAGI」によって実現される健康経営の未来に、今後注目です。