海の声をきく
2025-07-18 11:27:39

古見きゅうが描く海の叙情詩『海の声をきく』の魅力と内容に迫る

水中の叙情詩『海の声をきく』



2025年8月8日、古見きゅう氏の新しいコラム写真集『海の声をきく -Unforgettable Encounter-』が小学館から発売されます。著者の古見きゅう氏は、水中写真家として25年以上の経験を持ち、2万時間を超える潜水取材を行ってきました。そんな彼が「海中から聴こえてくる聲」をテーマにしたこの書籍には、圧巻の写真が満載で、私たちに海の深いメッセージを届けます。

この作品は、人気雑誌「ビッグコミック」で連載されていたコラムを基に、秘蔵の追加写真を収めて書籍化したものです。呪文のように懐かしく響く海の声、存在感のある巨人「ジンベイザメ」、多様な海藻がもたらす恵み、そして活火山が生み出す「海中オーロラ」など、厳選されたミニストーリーが織り成すオムニバス形式の内容が特徴です。

本書は、128ページにわたるオールカラーで構成され、読者を深海の世界へと誘います。水中での生活や環境問題を独自の視点で捉えた写真が展開され、海の生き物たちの神秘や生命の鼓動が描かれています。特に「沈みゆく国」ツバルの映像や、サンゴが見せる生き物たちの神秘的な姿には、思わず息を飲むことでしょう。小さな「建築家」による海中ミステリーサークルや、チューク環礁の沈船の写真も随所に登場し、各ページが新たな発見に満ちています。

推薦コメントとして登場するさかなクンは、「海さまは、はるか昔にわたしたちを産んでくださったお母さんです。この本からお母さんの声に目と耳を澄ませてみましょう」と語っています。古見きゅう氏自身は、「世界中の海中から、僕が紡いだ小さな海の聲。そっと一緒に耳を傾けてみましょう」と、読者に向けたメッセージを寄せています。

著者の古見きゅう氏は、1978年生まれの東京都出身で、和歌山県串本町でダイビングガイドを経て写真家として独立しました。彼の作品は、海の美しい風景や生物の生活、環境問題をドキュメンタリー的に切り取ったもので、様々な媒体で発表されています。代表的な著書には「The Coral Triangle」や「Longing」があり、近年は8K水中映像の撮影や企業PV制作、テレビ番組提供業務も手掛けています。

このように、古見きゅう氏の『海の声をきく』は、単なる写真集以上の価値を持っており、海の美しさや複雑さを深く理解する手助けとなるでしょう。海のことを考えさせられる一冊として、興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。

書籍情報

  • - タイトル: 海の声をきく -Unforgettable Encounter-
  • - 著者: 古見きゅう
  • - 発行: 小学館
  • - 定価: 3,960円(税込)
  • - 発売日: 2025年8月8日
  • - 判型: A4ヨコ判
  • - ページ数: オールカラー128ページ
  • - ISBN: 978-4-09-682500-6

この新しい作品が、より多くの人々に海の魅力とその重要性を伝えるきっかけとなることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5355

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