東京・外苑前ののGALLERY CLASKAでは、造形作家の古賀充さんによる個展「PERSPECTIVE」が開催されます。この展示会は2025年8月23日から9月7日まで行われ、古賀さんの作品が一堂に会します。
古賀充さんは1980年に生まれ、日常の中に潜む美しさや面白さを捉える作品を生み出してきました。彼の作品は、ささやかでありながら深いメッセージが込められており、見る人に新たな視点を与えてくれます。特に、具象と抽象、自然と人工という二つの世界を行き来する彼のアプローチは、多くの人々に感動を与えています。
今回の「PERSPECTIVE」展は、古賀さんが11度目となるCLASKAでの個展ですが、初めての開催から約14年が経過し、この間の彼の成長や変化を振り返る良い機会となるでしょう。これまでの作品を基に、彼が「今」という視点を持って新たに取り組んだ作品群が展示される予定です。古賀さんは、自身の作品を通じて、時には心の奥深くに触れ、時には日常の中に隠れている美しさを再発見させてくれます。
今回の個展では、彼の主な作品集や絵本も紹介される予定です。『SEA STONE VASES』や『LEAF CUTOUTS』、『Driftwood Dinosaurs』など、彼の作品は、種々の手仕事を通じて創り出されたもので、いずれも魅力的なビジュアルを持っています。また、絵本『ゴトガタ トラック』や『いしころとことこ』は、子供たちにも親しまれている作品であり、彼のアートがいかに幅広い年齢層に愛されているかを物語っています。
特に注目すべきは、古賀さんの作品が人々に与える影響です。彼は「今を見つめることは、過去を見つめることでもある」と語っており、その言葉は彼の作品と深い関係があります。過去の思い出や経験を反映しつつ、新たな視野から生まれる彼の作品は、毎回観る人を魅了し、思索を促します。この個展を通じて、来場者は古賀さんの視点を追体験し、日常生活の中でも見逃しがちな美しさに気づくことができるでしょう。
展示会は水曜日から日曜日までの間で、営業時間は12時から17時まで。月曜日と火曜日は休廊となります。最寄り駅は東京メトロ銀座線「外苑前」駅で、b1出口からは徒歩わずか1分というアクセスの良さも魅力です。
アートに興味がある方はもちろん、普段見過ごしている日常の美しさに気づきたい方にもおすすめです。心を豊かにするこの機会に、ぜひ足を運んで自らの目で古賀充さんの作品を体感してください。人々の視点を広げ、新たな発見をもたらしてくれること間違いなしです。