卒入式におけるセレモニー服のカジュアル化と悩みを探る

毎年、春になると学校の卒業式や入学式を迎え、多くの親がその日のために特別な服を準備します。しかし最近、セレモニー服のスタイルは大きく変わりつつあります。ファーストリテイリンググループの「PLST（プラステ）」が実施した調査によると、国中のママたちが抱えるセレモニー服についての悩みや意識が浮き彫りになっています。調査では、約500人の母親が対象となり、卒入園・卒入学式における服装に関する考え方や実態が明らかになりました。

セレモニー服はカジュアル化している

調査結果によると、約8割のママがセレモニー服がカジュアル化していると実感しているとのこと。かつてはジャケットやスーツが定番だったセレモニー服も、最近ではスウェットやカジュアルな洋服でも問題ないと感じる人が増えてきました。また、約54.4%の母親がジャケットを着用しなくてもよいと考えていることがわかりました。コロナ禍の影響で、式典の形式や生活スタイルが変化し、自然と服装も柔軟になる流れがあるようです。

「どこまでカジュアルに？」という悩み

しかし、カジュアル化が進む一方で、約9割の母親がどの程度カジュアルにしていいか悩んでいることも判明しました。特に周囲の服装やマナーが気になるという声が多く、多くのママが心の中で「失敗したくない」という気持ちを抱いていることが見て取れます。このような不安があるため、結果的に服装選びで戸惑うことが多くなるようです。

着回しの難しさ

さらに興味深いのは、7割以上の母親がセレモニー服を日常でも着回したいと考えている一方で、90%が着回しが難しいと感じていることです。最大の理由は「組み合わせるアイテム・コーディネートがわからない」ということです。デザインがフォーマルすぎると感じたり、クリーニングの手間を理由にクローゼットに眠る服が多いことも調査から浮かび上がってきました。

物価高騰の影響

さらに、物価高騰の影響もあります。調査によると、約3割の母親がより安価な商品を求めるようになったと答え、4人に1人がコストパフォーマンスを意識して選ぶようになっています。このような背景の中で、どうセレモニー服を選ぶかが重要な課題となっているようです。

PLSTが提案する新しいセレモニー服

このような流れに対して、PLSTは新しいセレモニー服のスタイルを提案しています。キーワードは「レイヤードスタイル」。ジャケットなしでもきちんと見えるアイテムを取り入れ、フォーマルさを保ちながらも日常使いできるデザインが特徴です。具体的には、ジレやジャンプスーツ、セットアップなど、様々なシーンに合わせたコーディネートが楽しめるアイテムが揃っています。

また、公式ウェブサイトでは日常の着回しができるスタイリング例が紹介されているので、母親たちが自身に似合うセレモニー服を見つけやすくなっています。

投票キャンペーンの開催

さらに、2月20日からはPLSTの公式Xアカウントで『「今どきセレモニー服」投票キャンペーン』を開催します。これは5つのセレモニーコーディネートから好きなスタイルに投票すると、抽選で30名に10,000円分のクーポンが当たるというものです。この機会にセレモニー服を見なおしてみるのも良いかもしれません。

まとめ

セレモニー服のカジュアル化が進む中、多くのママたちが頭を悩ませています。PLSTは、そうしたニーズに応えるべく、多様なコーディネート提案を行い、着回しを楽しむためのサポートをしています。卒入式の服事情はまさに変革の時を迎えているのかもしれません。これからの季節、ぜひ一度セレモニー服を見直してみてはいかがでしょうか。