ブランズウィック・グループが東京事務所を常盤橋タワーへ拡張移転しさらなる成長を目指す

ブランズウィック・グループの東京事務所移転

戦略系アドバイザリー・ファームのブランズウィック・グループが、日本市場におけるエンゲージメント戦略への需要の高まりを受け、東京事務所を丸の内・大手町エリアの常盤橋タワーへと拡張移転したことを発表しました。この移転は、同社のグローバル日本チームの人員拡充と事業拡大に合わせた重要なステップです。

エンゲージメント戦略の重要性

近年、企業は国内外の市場で様々な経営リスクに直面しています。コーポレート・ガバナンスや規制・訴訟への対応はもちろん、サイバー攻撃や地政学リスク、クロスボーダーM&A、アクティビスト対応、ESG戦略、さらには海外投資家とのエンゲージメント強化など、多岐にわたる課題が浮き彫りになっています。これらの重要課題を克服するためには、顧客や投資家、政府など360度のステークホルダーの期待や関係性を正確に理解し、適切な情報発信と対話を通じて信頼を築くことが求められています。

ブランズウィック・グループの東京チームは、この複雑な問題に取り組むお客様への支援を強化しており、世界各国のメンバーと連携を深めています。特に、日本企業や外資系企業が抱える実務的な課題に対して、現地の知識とグローバルな視点をもって取り組む姿勢が強調されています。

グローバル日本チームの拡充

ブランズウィック・グループは、エンゲージメント戦略への需要に対応するため、影響力のある多くの専門家をチームに迎え入れています。過去2年間で、東京事務所の人員はおよそ2倍に拡大しました。

新メンバーの紹介

1. ケン・ワインスタイン
ワシントンDC事務所のシニア・アドバイザーであり、日米関係に詳しい外交専門家。彼は長年にわたり日米間の関係強化に貢献してきました。2021年まで、米国ハドソン研究所の所長兼CEOを務め、幅広い人脈を有しています。

2. タムジン・ブース
ロンドン事務所のパートナーで、元ジャーナリストとしてメディアの分野での経験が豊富です。エコノミスト誌で政治、外交、金融など多彩なテーマを担い、株主アクティビズムや女性の経済活動について深い見識を持っています。

3. テレザ・カネタ
東京事務所のパートナーとして、企業の投資家エンゲージメントを支援。ブラジルでの経験を生かし、様々な言語に精通し、国際的な視野で投資家との関係構築を進めています。