朱の会初の舞台公演
2025-04-28 14:00:59
朱の会、泉鏡花作品『夜叉ヶ池』を初の舞台化!特別公演情報
朗読劇〈朱の会〉の初舞台公演が決定
2025年5月28日から6月1日まで、東京都中野区の中野スタジオあくとれにて、朱の会主催の朗読劇『泉鏡花「夜叉ヶ池」命の為に恋は棄てない』が上演されます。これが、言葉の力をシンプルに表現してきた朱の会にとって、初めての舞台公演となります。
言葉の魔術師・泉鏡花の世界
今回の作品は、幻想文学の巨匠・泉鏡花の短編『夜叉ヶ池』をベースに、朱の会に関わる夢乃玉堂が翻案したものです。原作の文語体を生かしつつ、現代の観客にも親しみやすい言葉にリライトされており、美しい言葉の重なりによって物語はさらに引き立っています。主宰の神由紀子は、朗読を通じて言葉本来の魅力を強く感じてほしいと語っています。
舞台美術の新たな試み
今回は舞台美術家の加藤ちか氏が参加し、35年ぶりに神由紀子とタッグを組んでいます。シンプルな空間をどのように創り上げるのか、観客の期待が高まります。加藤は独創的な和風衣装デザインにも定評があり、舞台上で目を楽しませるアイディアを尽くすことでしょう。さらに商業演劇での衣装プランも手がける阿部美千代の協力も得て、華やかな舞台を演出します。
豪華キャストの共演
出演者には、髙井康行、三瓶裕史、日髙悠美など、個性豊かな俳優たちが名を連ねています。音楽は朱の会のVol.1から関わっている余田崇徳が担当し、照明は由利優樹が行います。彼らの協力を受けて、特別な春の一幕が生まれようとしています。
物語のあらすじ
物語は、大正時代に設定されており、主人公の山沢学円が友人を探して旅するところから始まります。越前の村で出会った美しい女性、百合と彼女の夫である萩原との再会が物語を進展させていきます。村を震撼させる自然の脅威と、神々の伝説が絡み合い、幻想とリアリティが交錯する姿が描かれています。
公演情報
公演概要
タイトル: 朱の会 Vol.8
作品: 泉鏡花「夜叉ヶ池」命の為に恋は棄てない
公演期間: 2025年5月28日(水)〜6月1日(日)
会場: 中野スタジオあくとれ(東京都中野区中野2丁目11-2 サン中野マンションB1)
出演者: 髙井康行、三瓶裕史、日髙悠美、神由紀子 ほか
音楽: 余田崇徳
照明: 由利優樹
美術: 加藤ちか
チケット: 一般4,000円(星組プレビューは3,000円)
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この朗読劇が、朱の会にとって新たな歴史の幕開けとなることを願って、ぜひ会場でその瞬間を見届けてください。
会社情報
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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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