近畿大学のビジネスプランコンテストが開催決定
近畿大学大学院の新プログラム「実学社会起業イノベーション学位プログラム」は、2025年2月27日にビジネスプランコンテストを実施します。このコンテストは、起業を目指す大学院生の集大成として位置づけられています。運営にはインキュベイトファンド株式会社が協力し、専門家による直接指導が行われることで、学生たちのビジネスアイデアを一層磨き上げると言います。
コンテストの目的と意義
このビジネスプランコンテストは、学生が自ら考案したビジネスアイデアを発表する機会を提供します。近畿大学は起業家出身の人材を育成すべく、2023年4月にこの新しい修士課程をスタートさせました。参加する学生たちは、実際のビジネス環境を意識したプランを作成し、その成果を競い合います。
コンテストは予選と決勝の2段階に分かれており、予選を通過した6名が決勝戦で最優秀プランを決定します。このような厳選された環境で育成されることにより、学生たちは実用的なビジネススキルを身につけ、未来の起業家としての可能性を広げることが期待されています。
専門家によるマンツーマン指導
特筆すべき点は、インキュベイトファンドのキャピタリストによるマンツーマンの指導が行われることです。一人一人に対して専門家が意見を伝え、アイデアのブラッシュアップを図ります。この指導を受けることで、学生たちは専門的な視点を持ちながら自身のプランを磨き上げ、より競争力のあるビジネスモデルへと発展できるでしょう。
コンテストの詳細
開催概要
- - 日時: 2025年2月27日(木) 13:30~17:00
- - 場所: 近畿大学東大阪キャンパス実学ホール
- - 対象:近畿大学の学生や教職員、一般の方(定員200名、入場無料)
- - 審査員: インキュベイトファンドの代表パートナーを含む8名
スケジュール
- - 9:00~13:00: ピッチ内容のマンツーマン指導
- - 13:30: 開会挨拶 / 審査員紹介
- - 13:35~14:45: 第1部ビジネスアイデアピッチコンテスト
- - 14:45~15:00: 審査・休憩
- - 15:00~16:00: 第2部ファイナルピッチコンテスト
- - 16:20~17:00: 表彰式・総評
対象となるビジネスプラン
参加者は、様々なテーマでビジネスプランを発表します。例えば、負動産の利活用や、日本のコーヒー文化を海外に発信するアイデアなど、独創的で多様なプランが揃います。特にインターンを通じた新卒採用のミスマッチを減少させる施策等は、社会的な意義も大いにあります。
大学としての取り組み
近畿大学は医療から芸術まで様々な分野を学ぶ学生が集まる日本最大規模の私立総合大学で、これらの取り組みを通じて高いアントレプレナーシップ教育を実現しています。社会課題解決に向けた実践的な教育プログラムが豊富で、学生たちは多方面にわたるスキルと知識を身に付けることができます。
まとめ
近畿大学のビジネスプランコンテストは、起業を志す学生にとって非常に意義深いイベントです。専門家からの直接指導を受けることで、学生は自身のビジネスアイデアを現実のものとして具現化できるチャンスを得ることができるでしょう。未来の起業家たちが生まれる瞬間を、ぜひご注目ください。