ValkyrieがWEC初の5位
2025-09-30 17:09:24

アストンマーティンValkyrie、FIA世界耐久選手権で5位入賞し印象的な100戦目を飾る

アストンマーティンValkyrieがFIA世界耐久選手権で記念すべき5位入賞



2025年9月28日、富士スピードウェイで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)第100戦において、アストンマーティンの新型ハイパーカーValkyrieが素晴らしい成績を収めました。このレースにおいて、アストンマーティンTHORチームが見せたパフォーマンスは、ブランドの実力を引き立てるものとなりました。

Valkyrieはこのレースで5位入賞を果たし、デビューシーズンの過去最高成績を記録。これにより、アストンマーティンはこれまでのWECでの成功をさらに強調することができました。マルコ・ソーレンセンとアレックス・リベラスというドライバー2名が力を合わせ、強豪揃いのフィールドの中で高い競争力を発揮。両ドライバーは特に予選での成績が大きく、ソーレンセンは予選で3位からのスタートを果たしました。

レース開始直後は、Valkyrieは安定したペースを保ちつつ、トップグループを追走。しかし、途中のフルコースイエロー(FCY)による影響とドライブスルーペナルティのために、一時的に順位を落としてしまいます。それでも、ソーレンセンとリベラスは冷静に対応し、順位を回復。特にリベラスは、数々のピンチを乗り越え、見事な追い上げを見せたことで評価されました。最終的に、他のマシンのペナルティを考慮し、Valkyrieは公式に5位となりました。

アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者、アダム・カーター氏は「富士での5位という結果は称賛に値し、このクラス内での競争力を示す良い結果だ」と語り、レースの成果を高く評価しました。これにより、アストンマーティンTHORチームはさらに自信を深め、今後のレースに向けての期待感を高めています。

繰り返されるFCYの影響を受けつつも、ソーレンセンは「私たちはできる限りのマネジメントを行ったが、波乱万丈のレースでの良いペースは、自信を与えるものだ」とコメント。リベラスもまた、チームの努力を称賛しつつも、期待を超える成績への対する複雑な気持ちを明かしました。

Valkyrieはそのル・マン・ハイパーカーとしての性能を誇示し、業界内でも唯一の存在感を示しています。最高回転数11,000rpmを誇る6.5リッターV12エンジンは、そのポテンシャルを最大限に引き出したレースカーへと進化しています。また、アストンマーティンは2030年までに製造施設をネットゼロの状態にする目標も掲げています。

富士スピードウェイでの高評価を受けて、Valkyrieは今後もWECやIMSAにおいてさらなる活躍が期待されるでしょう。次回は2025年11月8日にバーレーンで最終戦が予定されており、新たな挑戦が待っています。このレースの成果を基に、アストンマーティンTHORチームは今後の活動をより一層愚径することでしょう。これからのレースシーズン、Valkyrieがどのような輝かしい結果をもたらしてくれるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
Aston Martin Japan合同会社
住所
東京都港区北青山1-2-3青山ビルディング12F
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