マラトンキャピタルとパボックが資本業務提携
2025年10月10日、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社が、東京都に本社を置く婦人服の企画・卸売を手掛ける株式会社パボックとの資本業務提携を正式に発表しました。これは、マラトンキャピタルの運営するマラトン2号投資事業有限責任組合を通じて実施されるものです。
パボックの歴史と実績
パボックは、2010年に個人事業としてスタートし、2012年には法人化を果たしました。これまでの10年以上にわたって、同社は国内外での市場調査を行い、国内アパレルバイヤーのニーズに応じた企画やデザインを提供してきました。こうした努力によって、信頼性の高いブランドとしての地位を確立しました。
今後も、パボックはトレンドの変化を敏感に受け止めながら、お客様のブランドと顧客層に合った服作りに励んでいく意向です。彼らの目指すのは、着る人がワクワクするような服を提供すること。このような哲学が、今回の資本業務提携の背景にもあるのでしょう。
マラトンキャピタルの支援内容
マラトンキャピタルは、パボックの事業成長を全力でサポートしていく方針です。具体的には、経営管理の強化、人材ネットワークの構築、提携先との協業を通じて、パボックに新たな成長の機会を提供していきます。これは、パボックの持つ独自のデザイン力とマラトンキャピタルの資本・ノウハウを結びつけることで、互いにとって有益なシナジーが生まれることが期待されます。
会社概要
株式会社パボックは、東京都港区南青山に本社を置き、アパレル製品のODM・OEM、さらに自社ブランドの企画や販売を行っています。設立は2012年3月で、公式ウェブサイトには豊富な情報が掲載されています。代表取締役は中原博之氏です。
一方、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社は、東京都千代田区丸の内に本社を構え、プライベートエクイティファンドの運営や管理に関するすべての業務を手掛けています。代表取締役社長の小野俊法氏の下、新たな投資機会の創出を目指しています。
この資本業務提携により、両社の結びつきが強化され、今後アパレル業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。各社の持つ強みを最大限に活かし、共に成長する姿が目に浮かびます。これからの展開に大いに注目したいところです。