Tinderが投票を呼びかけ
2022-07-04 11:00:12
Tinderが参議院選挙に向けて若者への投票呼びかけを開始
Tinderが若者の投票を呼びかけるキャンペーンをスタート
ソーシャル系マッチングアプリ『Tinder』が、2023年の参議院選挙に合わせて、若者たちに投票を促すキャンペーンを展開します。この取り組みは、Tinderが初めて日本で実施するものであり、同アプリのユーザーベースを考えれば、特に若年層の投票率向上に寄与することが期待されています。
TinderとNO YOUTH NO JAPANのパートナーシップ
Tinderはこのキャンペーンにおいて、一般社団法人『NO YOUTH NO JAPAN』と協力しています。この団体は、若者の政治参加を促進し、持続可能な社会を構築することを目指しています。代表の能條桃子氏は2019年に設立し、学生を中心に活動を展開しています。彼女の団体は、若年層に向けて政治や社会に関する情報を提供し、その意識を高めるために、分かりやすい解説を行ってきました。
若者の投票意識の現状
若い世代の投票率は依然として低いており、特に10代や20代の投票率は過去の国政選挙で43.2%と36.5%というデータがあります。この原因の一つは、『投票したい候補者がいない』や『自分一人の投票じゃ世の中は変わらない』といった意識の低さです。しかし、Z世代の多くは『今後の選挙に対して投票したい』という気持ちを抱いていることも研究結果から明らかになっています。
キャンペーンの狙い
このキャンペーンを通じて、TinderとNO YOUTH NO JAPANは、より多くの若者に対し政治や社会に関心を持つきっかけを提供したいと考えています。両者が力を合わせることで、投票の重要性や社会参加の意義を伝え、若者世代が自らの声を政治に反映させるためのサポートを行います。
能條桃子氏の見解
能條氏は、政治の重要性を認識してもらうためには、まず若者に投票の楽しさや意義を感じてもらうことが重要だとしています。彼女は『投票に行かない現状は、私たちの未来が他人に決められてしまうことと同じで、不気味です。これを少しでも変えるために、若い人たちが自分の意志で選ぶという体験をしてほしい』と語ります。
Tinder Japanの取り組み
一方でTinder Japanのカントリーマネージャーも、若者とのコミュニケーションの重要性を強調。『私たちのアプリは若者に特化した媒体として、彼らの政治参加を促す強力な手段となるでしょう』と話しています。Tinderのプラットフォームを利用することで、新しい世代の投票率向上への貢献を目指しています。
最後に
このキャンペーンは、ただの投票促進にとどまらず、若者が主人公となる民主主義を育む一歩です。TinderとNO YOUTH NO JAPANの両者が協力し、若年層が政治に目を向けるきっかけを提供していくことが求められています。今後の活動に注目したいところです。
会社情報
- 会社名
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MG Japan Services 合同会社
- 住所
- 東京都港区三田1-4-1住友不動産麻布十番ビル4階
- 電話番号
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