2025年度のAED訓練器助成先団体が決定！地域の安全を支える活動へ

2025年度のAED訓練器助成先団体が決定！

2025年度のAED訓練器等助成事業において、JR西日本あんしん社会財団は新たに助成先団体を決定しました。この施策は、地域における安全で安心な社会の実現を目指し、2015年度から始まった公募によるものです。これまで多くの団体が応募しており、その活動は地域の救命処置の普及に貢献しています。

応募と選考の結果

今回の助成事業には、13件の応募が寄せられ、特に救命講習における普及人数や活動の遂行能力に基づいて選考が行われました。その結果、6件の団体に対し、合計16セットのAED訓練器が助成されることが決定しました。助成を受けた団体は、今後の講習会を通じて地域住民に対する救命処置の普及に努めていく予定です。

AED訓練器の提供と地域活動の拡充

助成を受けた団体は、提供されたAED訓練器を用いて、資格を有する指導員が自治会や学校で講習を実施します。この講習では、応急手当の方法を教え、実際に手を動かす体験を通じて受講者の理解を深めることを目指します。過去には、この講習を受けた受講者が実際に人命を救う場面もあったことで、地域の安全意識が高まる重要なステップとなっています。