昭和の近代化を知る！明延鉱山の学びと旅を体験しよう

昭和の近代化を支えた明延鉱山の魅力を探る旅

日本の近代化に大きな影響を与えた明延鉱山。ここは昭和時代の重要な産業遺産であり、その存在は現在の私たちにも多くの教訓を与えてくれます。大阪を拠点とする阪急交通社が企画した「明延鉱山学びの講座」では、この豊かな歴史を学ぶ機会と、実際に現地を訪れるツアーがセットになっています。

学びの講座の概要

この講座は9月6日（土）に行われ、その場では明延鉱山についての基礎知識のほか、昭和の時代における鉱山の役割について深く掘り下げます。特に、明延鉱山が採掘した銅、鉛、錫などの鉱石の歴史や、一円電車という通勤手段がどのように活用されたかを学ぶことができます。講師を務めるのは、明延地域の区長である小林史朗氏で、彼の経験と知識を直接聞くことができる貴重なチャンスです。

現地ツアーの魅力

さらに、講座を受けた後には、11月13日（木）に明延鉱山への現地ツアーが企画されています。このツアーでは、実際の鉱山跡や、一円電車の体験試乗会が用意されています。また、養父市の料理旅館「古城」で提供される、地元のブランド牛「但馬牛」を使用した季節の和膳を楽しむこともできます。このような食を通じて、地域の文化を深く味わえるのは嬉しい体験です。