ハンディー鉄筋探査機「ADSPIRE 01」レンタル開始！建設業界の新しいスタンダードとは

ハンディー鉄筋探査機「ADSPIRE 01」をレンタル開始！

株式会社アクティオが2025年2月5日（水）より、ハンディータイプの鉄筋探査機「ADSPIRE 01」のレンタルを開始することを発表しました。この製品は、コンクリートに埋設された鉄筋や管の探査を行うための重要なツールとなります。

昨今、重要な建設現場である高速道路や空港において、施工前の非破壊探査が一般化しています。また、鉄筋だけでなく、埋設管の探査需要も高まっており、建設業界全体がその傾向を強めています。さらに、インフラの維持管理戦略が「事後保全」から「予防保全」へとシフトしており、今後30年間で維持管理費用を約3割削減できる見込みです。こうした背景の中で「ADSPIRE 01」は、従来の探査に加え、さまざまな新しいニーズにも応える注目の商品となっています。

ADSPIRE 01の主な機能

このハンディータイプの鉄筋探査機は、先進的な電磁波レーダー法を採用しています。具体的には、鉄筋はもちろんのこと、鉄管や塩ビ管、さらにはコンクリートの浮きや内部欠陥の調査までが可能です。特に、目視や打音では確認できない異常をデジタルデータとして可視化し、保存できる点が特長です。最大探査深度は約684㎜で、980gという軽量設計がその魅力をさらに引き立てます。

操作性も非常に優れており、スマートフォンをディスプレイとして採用することで、直射日光下でも視認性が改善されています。さらに、探査面にしっかりと密着させるための四輪連動式タイヤが装着されており、これにより距離測定のエラーを低減しています。利用者にとっては、7時間以上の連続使用が可能なバッテリーも見逃せないポイントです。

鉄筋探査での新しい基準

「ADSPIRE 01」は、様々な環境で使用するための3WAYモードを搭載しています。鉄筋の検知をアシストする機能や、探査中に気になるポイントに戻るためのバックスクロール機能、速度超過時の距離誤差防止機能など、精度の高い探査が可能な機能が満載です。また、ハンディータイプの電磁波レーダーでは唯一、国土交通省の「点検支援技術性能カタログ」にも掲載されており、国が指定した性能基準を満たしていることが保証されています。

今後、アクティオは「レンサルティング」のノウハウを活かして、より生産性の高い商品やサービスを提供していく方針です。これにより、建設業界の安全性や生産性向上に寄与することが期待されています。