岡山の現場で注目の木製軽量敷板
岡山県岡山市に本社を構える株式会社カイタクが、画期的な木製軽量敷板「ハイパーCLT敷板」を開発し、高梁市の建設現場に100枚導入しました。この新しい仮設資材は、従来の敷鉄板に代わるものであり、さまざまな利点があると評判です。今回の導入は、工事車両や重機が走行する広範囲にわたって使用されることが特徴で、現場全体で実際に機能している事例として注目されています。
ハイパーCLT敷板とは?
「ハイパーCLT敷板」は、CLT(Cross Laminated Timber)という厚みのある木質材料で作られており、工事現場に特化しています。通常、工事用の敷板には敷鉄板が使用されてきましたが、木製のハイパーCLT敷板は、環境への配慮や安全性、熱中症対策において優れた機能を持っています。特に、夏場の高温になる現場での利点が際立っています。
夏の厳しい現場環境に最適
実際に導入された現場を訪れた際には、気温が38℃近くまで達していました。暑さの中での作業は、体力を消耗しやすく、熱中症のリスクも高まります。敷鉄板は直射日光を受けると熱を持ち、さらに足元から強い照り返しが生じるため、作業環境が悪化します。しかし、ハイパーCLT敷板は木製であるため、鉄製の敷板に比べて熱を持ちにくく、直射日光を受けても適温を保つことができ、作業員からも好評です。
軽量で運搬が容易
また、ハイパーCLT敷板は軽量であり、1枚のサイズは約230kgです。従来の敷鉄板と比較しても軽く、10t車1台に最大40枚を積載可能です。これにより、運搬に必要な車両の台数を減らし、運送コストや燃料消費量、さらにはCO₂排出量の削減にも寄与します。資材そのものの価格だけではなく、全体的なコストパフォーマンスが評価されている要因です。
見た目の違いがもたらす信頼感
見た目も大きなポイントで、木製敷板を使うことで、一般的な建設現場とは一線を画す印象を与えることができます。発注者や地域住民に対しても、環境への配慮や新技術への取り組みをアピールしやすくなります。温かみのある木材が使われることで、雰囲気が柔らかく、現場のイメージ向上にも役立っています。
全国的な広がりと導入可能性
今回の大規模導入は、岡山県内だけでなく全国各地からも問い合わせを受けていることから、ハイパーCLT敷板に対する関心が高まっていることを示しています。公共工事においては、安全対策や環境対策といった観点からも効果的であり、各建設会社、ゼネコン、商社、リース会社などからのドンドンの導入が見込まれています。引き続き、10枚程度からの小規模導入にも対応しており、導入方法も柔軟です。
まとめ
愛されるハイパーCLT敷板は、これからの建設現場での必需品として、ますます注目されることでしょう。環境対策や熱中症対策を絡めた新しい仮設資材として、株式会社カイタクの取り組みに期待が寄せられます。今後の展開に目が離せません。