伊丹市の魅力を伝える新たな試み
伊丹市で、映像制作を手掛ける個人事業主のコアラプロダクションが新たな挑戦をしています。それは、伊丹市の魅力を凝縮したシティプロモーション動画の制作です。このプロジェクトは、9月1日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて資金を集めるという形でスタートしました。午前中には、地元の魅力を再発見し、広く発信するためのプロモーション活動が行われ、映像の完成を目指しています。
プロジェクトの背景
コアラプロダクションの代表、伊賀上将司氏は、地元伊丹の魅力を自らの手で発信したいという強い思いから、このプロジェクトを構想しました。伊丹市への相談を行ったところ、「伊丹市シティプロモーション推進事業」の一環として映像制作できるという機会を得ました。しかし、映像の製作に関しては資金が足りないため、クラウドファンディングを通じて出資を呼びかける決断に至ったのです。
動画制作の特徴
このプロジェクトの大きな特徴は、市営のスポットと民間のスポットを融合させた点です。通常は制作が難しい、地元のショップや飲食店を紹介しつつ、市が運営する文化施設やミュージアムも取り入れることで、非常に魅力的な映像を作ることが可能になったのです。特に、伊丹スカイパークや文化財など、地元の価値あるスポットが取り上げられます。
また、伊丹空港が近いため、ドローン撮影が通常は難しいそうですが、特殊な許可を取得して、150mの空撮に成功しました。この映像が入った動画は、伊丹の新たな魅力を引き出す重要な要素として期待されています。
ドキュメンタリー要素
さらに注目すべきは、伊丹市外のモデルを起用し、実際にその地域の魅力に触れてもらうというドキュメンタリー要素です。この手法を用いることで、伊丹の魅力をより深く理解し、興味を持つことが得られるかどうかを検証する試みも行われています。このリアルな反応を盛り込んだ映像が、自市の魅力を伝える上で大きな役割を果たすでしょう。
クラウドファンディングのリターン
クラウドファンディングでは、様々なリターンプランが用意されています。例えば、伊丹市のマスコット「たみまる」の推しプランから始まり、エンドロールクレジットへの掲載、映画上映会への招待、さらにプライベートな遊覧コース体験など、多種多様なリターンがあるのが魅力です。すべてのリターンには、上映会のダイジェスト映像の視聴権が付与されるため、支援者は特別な体験を楽しむことができるのです。
プロジェクト概要
このプロジェクトは、2024年の10月31日まで進行する予定で、一定の資金が集まると、映像制作が加速され、完成後に上映会も予定されています。ターゲットとしては、20代の女性を主に設定し、観光動画として楽しめるように計画しています。
詳しい情報や支援については、コアラプロダクションの公式ウェブサイト及びクラウドファンディングサイトをチェックしてみてください。伊丹市の新たな姿を、一緒に楽しみましょう!
公式サイト:
コアラプロダクション
クラウドファンディング:
CAMPFIRE