なら映画祭2023
2023-09-05 08:45:03
若者たちの映画祭「なら国際映画祭 for Youth 2023」が遂に開催!
若者たちの映画祭「なら国際映画祭 for Youth 2023」が遂に開催!
奈良公園バスターミナルレクチャーホールにて、2023年9月16日から18日の3日間にわたって「なら国際映画祭 for Youth 2023」が開催されます。この映画祭は次世代の映画人を育成することを目的としており、10代の学生が主役です。
新しい試み「NARAtive Jr.」の導入
映画祭のオープニングフィルムとして、村松希祥監督の初作品『縁々(えんえん)』が上映されます。この作品は、「死生観」をテーマにしたもので、奈良市のふるさと納税企業版を活用した新プログラム「NARAtive Jr.」から生まれました。作品は、家族が失踪した父を追う中学生の娘と祖母、母の物語を描いています。9月16日11時からの上映予定です。
ユース映画審査員と国際的な作品
「ユース映画審査員」という新しいプログラムも注目されています。ベルリン国際映画祭の推薦作品や、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアの受賞作品をユース世代の審査員が審査し、最優秀作品を発表します。18日のクロージングセレモニーでは、その結果も発表される予定です。
ユースの感受性を信じ、自由な議論や発表の場を提供することを目的としています。長編部門には、意欲的な10代が共感できる作品が勢ぞろい。合計で10作品が上映され、いずれも国際的に評価された作品です。
ユース映画制作ワークショップも進行中
さらに、特別講師として映画監督の安藤桃子さんを迎えた「ユース映画制作ワークショップ」も行われます。参加者は、自らの手で企画から撮影、編集までを行うことで、映画制作の楽しさと難しさを体験します。2作の短編映画が上映予定で、参加者たちのメイキング映像も合わせて楽しめます。
地元とのつながりを深める新企画
また、今年は「Feel in MIYAZAKI, Speak in NARA」という新プロジェクトが実施されます。この企画では、宮崎の文化と奈良の地元をつなげる映像作品が上映される予定です。17日には奈良県天理市との共催で特別上映も予定されています。本企画は、参加者が互いに思いを吐露し、価値観を共有するワークショップ的要素も含まれています。
開催の詳細
「なら国際映画祭 for Youth 2023」の開催期間は、9月16日(土)から18日(月)で、会場は奈良公園バスターミナルレクチャーホール。チケットは前売りで一般1300円、学生1000円と、お手頃です。地域密着型のこの映画祭は、まさに未来の映画人を応援するためのイベントです。
この映画祭は、若い才能が集い、彼らの意見や感受性が形になった作品たちが楽しめる貴重な機会となっています。ぜひ、次世代のクリエイターたちを支援するためにも、多くの方々にご来場いただきたいところです。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人 なら国際映画祭
- 住所
- 奈良県奈良市花芝町17番地サン・ふくむらびるpartI 201号室
- 電話番号
-
0742-95-5780