新たなプロジェクトの幕開け
2025年5月7日、ラスベガスで行われたイベント「Knowledge 2025」において、リミニストリートとServiceNowが手を組み、ブラジルの製薬大手Apsen Farmacêuticaに次世代の自動化ソリューションを導入したことが明らかになりました。この取り組みにより、Apsenは複雑なシステムのアップグレードを避けつつ、業務の効率化を図ることができます。
Apsen Farmacêuticaの新たな戦略
Apsen Farmacêuticaでは、これまでのSAP ECC 6 ERPプラットフォームの上に、ServiceNowの次世代ワークフローを加えることで、自律的な業務プロセスを実現しました。同社のCIOであるRenan Santos氏は「テクノロジーがビジネスニーズに応じるべきだ」とし、新たに構築された戦略がいかに業務の進化を促すかを説明しました。この戦略の核心には、セキュリティ、スケーラビリティ、効率性を高めながら市場の変化に柔軟に対応できる体制の構築があります。
迅速なメリットと効率化
リミニストリートとServiceNowの協力によって、Apsen Farmacêuticaは自社のビジネスプロセスの70%を自動化します。これにより、数か月かかっていた新たなプロセスの開発が、数週間で可能になりました。業務の自律性が高まるにつれ、同社は運用コストを削減しつつ、スピードや効率性を向上させています。
変革のビジョン
「Make, Buy or Blend」というコンセプトの下、Apsen Farmacêuticaは従来のベンダーに依存するのではなく、自社での開発や外部調達を積極的に行い、ITの変革を目指しています。Santos氏のビジョンは、「ビジネス側に主導権を取り戻す」というもので、社内チームはその目標に向かってしっかりとした土台を築いています。
業務の合理化とAIの活用
自動化の進展により、Apsen Farmacêuticaは強力なエンタープライズAIを用いて業務のリアルタイム分析を行い、競争優位性を高めています。これにより、サイロ化された情報が解消され、全社的な業務の統合が進むことが期待されます。
未来の展望と社会的影響
Apsen Farmacêuticaは、物流や品質管理、財務といった他の重要プロセスの自動化へにもこのソリューションを拡大する計画を立てています。Santos氏は、「新しい形がもたらされ、全社的なモデルとしてこの取り組みが広がっている」と語ります。このように、リミニストリートとServiceNowとの提携は、単なるテクノロジーの導入にとどまらず、企業文化やプロセスそのものを変革する機会となっています。
結論
リミニストリートとServiceNowが共に進めるこの革新の取り組みは、Apsen Farmacêuticaに新たな道を示しており、今後ますます期待される成果をもたらすことでしょう。これにより、企業は自らのシステムを維持しつつも、同時に革新を追求する柔軟な体制を手に入れていくことが可能になります。