松山に新たなビジネス空間「L.Biz松山一番町」が誕生

愛媛県松山市にある「L.Biz松山一番町」が、建築環境総合性能評価システム「CASBEE建築（新築）」の「Aランク」という高評価を取得しました。このオフィスビルは、今後のビジネス環境において重要な役割を果たすことが期待されています。

「L.Biz」シリーズの概要

MIRARTHホールディングス株式会社とそのグループ会社であるタカラレーベンが展開する「L.Biz」シリーズは、企業のリーダーたちが集い、成功を創造するためのビジネス空間を提供します。全国各地でオフィスビルが立ち上がる中、この施設は中四国地方で初となる「L.Biz」で、1階には商業テナントが入居し、2階から14階にはオフィススペースが配置されています。

このビルは東京駅周辺を開発の中心にし、大規模ビル群とは異なり、安定的な運用が見込まれるコンパクトなビジネス空間を提供します。これにより、様々な企業ニーズに対応し、時代に左右されない強固な地位を築くことが期待されています。

環境配慮に向けた取り組み

「CASBEE」は、建物の省エネルギー性能や環境負荷の少ない資材の使用、快適性や景観に配慮した建物の品質を総合的に評価するシステムです。今回「Aランク」を取得したことは、これらの取り組みが高く評価された証といえます。特に、「L.Biz松山一番町」は、ZEB（Net Zero Energy Building）を視野に入れたデザインで、エネルギー効率の高い省エネ技術を導入しています。

ZEB Readyの認証

「L.Biz松山一番町」は「ZEB Ready」として、外壁の高断熱化や高効率な設備を採用してエネルギー消費を削減しています。具体的には、一般的な建物に比べて断熱材を強化し、複層ガラスを使用することで空調負荷を低減。また、空調室内機には温度検知機能を備え、CO₂センサーにより全熱交換機やLED照明と合わせてエネルギー消費を限りなく抑える工夫があります。