「congrant」が公益法人協会と手を組み、寄付支援を強化！

非営利団体の活動が注目される中、寄付や資金調達の手法が重要性を増しています。この流れの中で、寄付募集支援サービス「congrant」は新たな一歩を踏み出しました。

「congrant」は2017年9月にスタートし、寄付と会員の募集、管理を簡潔かつ効率的に行える非営利活動向けのクラウドサービスです。その特徴は、小規模な団体や任意団体でも即日でクレジットカード決済による寄付募集を始められる点にあります。これまで650以上の団体がこのサービスを利用し、資金不足や事務作業の効率化といった問題に対する解決策を見出してきました。

一方で、公益社団・財団法人は、財源が減少している中で個人や法人、政府からの資金調達の重要性が高まっています。しかし、適切なノウハウや経験、さらには人材不足から十分な資金調達が難しいという課題も抱えています。

この背景を受けて、congrantは近日中に全国公益法人協会と提携を結び、同協会に登録されている2000以上の法人に対して、特別な会員価格でサービスを提供することを決定しました。これにより、より多くの非営利団体が迅速に寄付を集めることが可能となり、活動資金の確保に向けた大きな助けとなることでしょう。

加えて、congrantは定期的にセミナーを開催し、ファンドレイジングに関する知識や技術を広め、非営利団体がより効果的に寄付を集められるようサポートします。これにより、団体の活動がさらに活性化され、社会課題の解決に貢献することが期待されています。

「congrant」のサービスでは、寄付・会費を集めるためのファンドレイジングページを簡単に作成可能で、最短で即日からクレジットカード決済を利用することができます。また、寄付者情報の自動管理や領収書の自動生成が行える支援者管理機能（CRM）も搭載しています。このように、事務作業を効率化することで、非営利活動に専念できる時間を最大限に確保しています。

全国公益法人協会は、52年にわたって社団法人や財団法人の会計税務や法人運営の支援を行っており、これまでに3000法人を支えてきた実績があります。この協会との提携により、congrantは多くの非営利団体にとって、資金調達の難しさを解消するための強力なパートナーとなることでしょう。

このように、congrantはさらなる寄付支援の強化に向けて新しい取り組みをスタートさせています。非営利団体の皆様にとって、必要な資金調達の手段が整うことは、長期的に見ても大きな意味を持つはずです。これからの社会のために、congrantと全国公益法人協会の連携がどのような成果を生むのか、今後の展開に注目していきたいところです。