トヨタが新たな保険制度を導入。愛車と等級を守るミニ車両保険

トヨタの新たな保険「愛車PROTECT」がグッドデザイン賞を受賞!

トヨタファイナンス株式会社とMysurance株式会社が共同で提供する「愛車PROTECT トヨタのミニ車両保険」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、少額短期保険商品としては史上初で、多くの注目を集めています。

なぜ「愛車PROTECT」が評価されたのか

グッドデザイン賞審査委員からは、小さな事故が発生した際の保険利用が、従来の自動車保険よりも利便性が高い点が高く評価されました。「小損害事故時に車両保険の等級が落ちるリスクを抑えたい」との顧客の声に寄り添った設計が独自性を持つと同時に、半年で1,000名以上の加入者数もポイントです。

「愛車PROTECT」とはどんな保険か

「愛車PROTECT」は、トヨタ販売店で新車を購入した顧客向けの保険商品です。万が一の事故に対して、最大10万円を補償し、自動車保険の等級には影響しないという特徴があります。これにより、些細なこすり傷や凹み傷の修理を気軽に行うことができ、今までのように等級を気にする必要がなくなります。

P2P保険の仕組み

本保険はPeer to Peer（P2P）という新しい保険の仕組みを採用しています。新車の購入者をひとつのグループ（Pool）として形成し、保険事故が起きた際にはそのプールから保険金を支払うことになります。これにより、保険料は前月の支払い総額と加入契約数に基づいて合理的に算出され、毎月変動する仕組みとなっています。

さらに、販売店が保険料金の一部を負担できるという新たなシステムが構築されており、顧客と販売店との新しいコミュニティが生まれることを目指しています。