早稲田ポッドキャスト配信
2024-12-03 13:40:53
早稲田大学ポッドキャスト新エピソード「ポピュリズムの台頭」を配信開始
早稲田大学の英語Podcastが新エピソードを配信
早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中愛治)は、英語のPodcast番組「Waseda University Podcasts: Rigorous Research, Real Impact」の第3回エピソードを配信開始しました。今回のエピソードは「ポピュリズムの台頭と民主主義の後退」をテーマに、政治経済学術院のケラム マリサ 准教授をゲストに迎えています。
エピソードの内容
このエピソードでは、ポピュリズムと民主主義の複雑な関係を深く掘り下げていく予定です。ケラム准教授は、このテーマについて博士後期課程の学生と共に、過去50年間にわたって収集した98カ国と地域の856名の政治指導者に関するデータを分析しています。この研究論文は「Who's to Blame for Democratic Backsliding: Populists, Presidents, or Dominant Executives?」と名付けられ、民主主義の後退を引き起こす要因を明らかにしようとする試みが中心です。
番組のMCは高等研究所に所属するファーヒ ロバート講師が務め、参加者との対話を通じて、ポピュリズムがどのように民主的な制度に影響を与えているかについて議論します。膨大なデータを活用した研究方法や、再現可能性のある分析結果がどのように法的・政治的判断に寄与するか、視聴者にも分かりやすく解説されることでしょう。
配信プラットフォーム
このポッドキャストは、スマートフォン専用アプリやインターネットを介して、さまざまなプラットフォームで「無料」で聴取可能です。具体的には、Apple Podcasts、Spotify、Amazon Music、YouTubeなどからアクセスできます。これにより、世界中から関心を持つリスナーが気軽に視聴することができます。
対象リスナー
本番組は、知的好奇心が旺盛な社会人や大学院進学を目指す学生、共同研究を考える研究者、さらには学際的アプローチを重視したいと考える大学生などを対象としています。各エピソードは15分から30分という短い時間で、リスナーにとって身近なテーマを扱い、学術的な内容が日常の中でも楽しめる形で提供されます。
その他のエピソード予定
エピソードの配信は今後も続きます。第4回では「Cross-Cultural Influence in Japanese Fantasy Games」をテーマに、エスカンド ジェシ講師をゲストに迎え、2024年12月17日に配信予定です。また、その後の第5回には久保田 隆教授が登壇し、中央銀行デジタル通貨についての法的観点を探ります。第6回ではファラー グラシア教授による技能移民に関する議論も予定されています。
早稲田大学について
早稲田大学は、QS世界大学ランキング2023において、研究者による評価で121位を達成しています。さらに2023年度の科研費採択件数でも、文学や法学、経済学などの分野で日本の研究機関の中で突出した実績を誇ります。このように、早稲田大学は人文科学や社会科学の分野において、国内外で高い評価を受けています。
ぜひ、早稲田大学の新しいPodcastエピソードを確認し、ポピュリズムと民主主義の重要な問題について考えを深めてみてはいかがでしょうか。
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