DXYZが提供する新たな顔認証サービス「FreeiDマンションPlus」の全貌とは

DXYZが新たに誕生させた「FreeiDマンションPlus」

DXYZ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：中西聖）が、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」の新しいサービス「FreeiDマンションPlus」の提供を2025年7月から開始すると発表しました。このサービスは、分譲マンション向けに特化したもので、特に多くのニーズに応える形で提案されています。

「FreeiDマンションPlus」の目的と特徴

「FreeiDマンションPlus」は、主に分譲マンションでの顔認証登録の簡便化と安全性の向上を目指しています。マンションを売買した際の顔認証情報の管理ウェアが煩雑であったこれまでの問題を解決すべく、利用者自身で顔認証登録を管理する独自の仕組みを採用しています。

この新しい仕組みを通じて、従来必要だった入居者管理会社（デベロッパーなど）を介さずに、入居者自身が安全に顔認証の利用開始や切替えが行えるようになります。このサービスはすでにプロパティエージェント株式会社の物件でも導入され、他の物件への引き合いも多数あるとのことです。

特許技術を活用した安全性

本サービスは特許を取得しており、セキュリティを確保しつつ非常に便利な顔認証登録のフローを実現しています。利用者がハードウェアトークンを持つことで、真に登録して良いユーザーかを確認する仕組みが整っており、これによりなりすましなどの不正登録を防止します。

分譲マンションにおいて、顔認証システムの管理を明確にすることで、入居者が自らの意思で簡単に入退出管理を可能にします。特に中介を介さず、手間のかかる手続きが不要になる点が評価されています。

「FreeiDマンションPlus」の登録手順

1. ハードウェアトークンの受け取り

入居者は「FreeiD」アプリをダウンロードし、ハードウェアトークンを受け取ります。これにより、登録を始めることができます。

2. 顔認証登録

ユーザーはアプリを利用し、トークンを使って顔認証登録を行います。この際、物理的なQRコードとトークンの保有を確認するため、セキュリティがさらに強化されます。

3. 情報の切替え

新しい入居者がハードウェアトークンを受け取る際、前の入居者の顔認証情報を削除することも可能で、これにより迅速かつ効率的な利用が実現されます。

実用性の向上

「FreeiDマンションPlus」では、入居者自身による管理運営が可能になり、同居人の追加やカード登録も簡単に行えるようになります。ライフサイクル全体にわたり、賃貸や売却時における様々なユースケースでも統一的な運用が可能となります。

共創するテクノロジー

本サービスでは、パスロジ株式会社とタレス・グループの技術を駆使しています。パスロジは多要素認証ソリューションを提供しており、タレス・グループはデジタルID・セキュリティのリーダーとして知られています。これにより、グローバルレベルでのセキュリティを確保することが可能となっています。

新生活への期待感

このハードウェアトークンは、木箱や紙箱で手渡され、特別感を演出します。新生活への期待感を高めるデザインにこだわり、「新しい住まい」を彩る桜の木を採用しています。

このように、DXYZは「FreeiDマンションPlus」を通じて、セキュリティを重視した便利な住環境づくりに寄与しています。顔認証によってつながる新たな体験が、未来のマンションライフをより豊かにすることでしょう。