牛乳消費拡大のための新たな取り組み
株式会社明治は、年末年始の牛乳需要の減少に対抗するため、農林水産省と一般社団法人Jミルクが運営する「牛乳でスマイルプロジェクト」への参加を発表しました。この取り組みでは、リテイルメディア株式会社と株式会社ABCCooking Studioとのコラボレーション施策を2024年12月から順次実施し、持続可能な酪農と乳業の推進を目指します。
牛乳需要減少時期を支えるプロジェクト
年末年始は、学校給食の休止などにより牛乳需要が減少し、適切に処理できない生乳が生じるリスクがあります。そのため、明治はこの時期に特化した施策を展開し、牛乳の消費拡大を図ります。本プロジェクトの一環として実施される施策には、地域の特産品との連携や料理教室が含まれています。
施策紹介
1. #このおみやげには牛乳でしょキャンペーン
年末年始の帰省や旅行ではお土産を買う機会が増えます。これに合わせて、「明治おいしい牛乳」に合うお土産を募集するキャンペーン「#このおみやげには牛乳でしょ」をX(旧Twitter)にて実施します。地元に愛着を持つ人々が「明治おいしい牛乳」との関連性を感じられるよう工夫し、牛乳の消費を促進します。参加者の中から抽選で100名には特製キーホルダーをプレゼントします。
2. クラシルstoreTVでの農産物レシピ動画配信
リテイルメディアと連携し、全国の流通チェーンにある「クラシルstoreTV」で、牛乳を使ったレシピ動画を配信し、消費者に実際の料理法を提案する施策も行われます。店頭では「牛乳を使ったホットレシピ」で酪農を後押しし、牛乳の取り入れ方を実践的に伝えます。
3. ABCクッキングスタジオとのコラボレッスン
ABCクッキングスタジオと共同で、「乳和食1dayレッスン」を開催します。このレッスンでは、牛乳を使用した減塩料理を学び、参加者は日本の伝統的な料理を味わいながら健康的な食生活を目指すことができます。
牛乳でスマイルプロジェクトとは
このプロジェクトは、牛乳の需要を安定させるために、牛乳業界のみならず様々な企業が参加する取り組みです。牛乳の需要が減少する時期において、参加企業が協力して業界全体を支えることで、持続可能な酪農を実現することが目的です。
明治おいしい牛乳の新たな提案
加えて、2024年10月から発売された「明治おいしいミルクコーヒー」も牛乳の価値を高める商品として好評です。この商品は、生乳50%以上を使用しており、リラックスタイムを彩る一杯として多くの人に親しまれています。
こうした取り組みを通じて、明治は未来の持続可能な酪農と、牛乳の消費促進に力を注いでいきます。参加者や消費者が牛乳に対する理解を深め、さらなる利用が進むことを期待しています。