香りで感じる音楽の饗宴
フレグランスブランド「La Nuit parfum」(ラニュイ パルファン)が、設立5周年を祝って新作オードパルファン5種を発表しました。今回は、アプローチとしてクラシック音楽をテーマにした香りが登場します。これらは、名作オーケストラの楽曲からインスピレーションを得たオリジナルなアイデアです。新作は、各30mLで価格は19,800円(税込)。
発表された香りは以下の5種です。
1.
7つの封印の書(調香:ファビオ・ルイージ)
2.
グレの歌(調香:ファビオ・ルイージ)
3.
浄められた夜(調香:ヨシカ・クレー)
4.
幻想交響曲(調香:ヨシカ・クレー)
5.
くるみ割り人形(調香:FLAIR)
これらの香りは、クラシック音楽の名曲と、その背後にあるストーリーを嗅覚で楽しむことができる独特の体験を提供します。
香りが生まれる背景
それぞれの香りは、調香師が音楽の精神や構成を細かく分析し、臭覚での再現を試みた結果です。ファビオ・ルイージやヨシカ・クレーといった著名な調香師が手がけ、音楽の持つ感情を香りに定義し直す挑戦となっています。
特に注目すべき第1弾《7つの封印の書 オードパルファン》は、9月に開催されたN響100年特別企画で非常に好評を博し、香りと音楽が見事に融合した体験を提供しました。
新作の先行発売と特別イベント
新作グループの香りは、2026年10月7日から伊勢丹新宿店での「サロン ド パルファン 2026」で先行発売されます。また、サロンでは「ディスカバリーコレクション2021-2025」も特別に発売され、これには5つの香りが5mLサイズで収められています。
さらに、香りと音楽の関係を探究するトークイベントも開催予定で、著名な調香師たちが参加します。10月10日にはヨシカ・クレー、11日にはファビオ・ルイージを迎え、香りにまつわる体験をシェアする貴重な機会です。イベントの参加には予約が必要ですが、参加者にはファビオ・ルイージによるサインがもらえるチャンスもあります。
香りの詳細
7つの封印の書
豊かな香調は、パインやラベンダー、ローズマリーが混ざり合い、オークモスやムスクの深さで締めくくられています。この香りは聖書の思想を香りに表現した最初の試みで、聖性と暗闇、秩序の混在する世界を作り出しています。
グレの歌
後期ロマン派の悲劇を再現するこの香りは、プチグレンやカラブリアンレモンのさわやかなトップノートが特徴です。深いウードとパチュリが、術の逆転を示すかのように香りの終焉へ導きます。
浄められた夜
スイセンやローズ、ジャスミンが現れるこの香りは、告白と赦しが交差するストーリーに基づいています。香りの変化を通じて、冷たさから温もりへと移ろう夜を描写しています。
幻想交響曲
5つの楽章で構成されているこの香りは、恋や陶酔から狂乱までの激しい感情の変遷を表現しています。香調が物語を紡ぎ、聴き手の心を揺さぶります。
くるみ割り人形
甘さと透明感が共存するこの香りは、まるで夢の中にいるような心地よさを提供します。クリスマスの幸福感や楽しさが詰まった一品です。
結びに
「La Nuit parfum」の香りは、ただのフレグランスではなく、音楽と芸術の昇華された表現なのです。これらの新作を通じて、香りと音楽が如何にして互いに作用し合い、感情や思想を表現できるかを私たちに教えてくれます。5周年記念イベントの実施を通じて、更なるファンの拡大や新たな香りの誕生へとつながることを期待しています。