2024年10月15日(火)、株式会社セミナーインフォが主催する「2024事務年度金融行政方針の読み解き~持続的な経済成長に貢献するために~」セミナーが開催されます。このセミナーでは、専修大学商学部の渡邊隆彦教授を講師に迎え、8月30日に公表された新しい金融行政方針について詳しく解説します。
セミナーの目的
本セミナーは、金融庁が今年発表した「2024事務年度金融行政方針」を基に、金融機関がどのように行動すべきかを明確にすることを目的としています。この金融行政方針は、金融庁が今後進める施策の方向性を示すものであり、過去10年の振り返りや課題認識が反映されています。特に、「資産運用立国」の実現に向けた基本方針や、今後の重点課題について多角的に考察する機会となります。
講演内容の概要
1.
金融行政の基本スタンス: このセッションでは、行政の目標や改革について説明します。
2.
資産運用立国の実現に向けて: 家計の資産形成への支援や金融機関の責任ある機能の発揮について議論します。
3.
顧客本位の業務運営: どのように顧客のニーズに応じたサービスを展開するかを模索します。
4.
事業者支援の徹底: 特に事業者の持続的成長を促す支援策について考えます。
5.
業態横断的な課題への対応: 経営基盤や金融犯罪への対策、サイバーセキュリティ強化などのテーマが取り上げられます。
6.
持続可能なビジネスモデルの構築: 主要行や地域金融機関、保険会社、証券会社についての課題を検討します。
7.
GX・DXによる経済成長の環境整備: サステナブルファイナンスやデジタル技術の利用に向けた施策が議論されます。
このように、多岐にわたるテーマを通じて、金融機関の戦略的な方向性を探り、金融庁の姿勢を理解することができます。セミナーに参加することで、2024年度金融行政方針の要点を把握し、今後の行動計画に役立てることができるでしょう。
セミナーの詳細
- - 日時: 2024年10月15日(火)13:30~16:00
- - 参加方法: 会場参加またはオンライン(Zoom)
- - 参加費: 32,310円(資料代・消費税含む)
- - 申し込み: セミナー詳細ページから申し込み可能です。
本セミナーは、金融業界に関わる方々に特に有意義な内容となっており、法律やリスク管理、コンプライアンスに関わる方々はもちろん、普段は金融庁や財務局と接点が少ない方々にとっても、金融業界の課題とその方向性を理解する良い機会となるでしょう。ぜひ参加をご検討ください。