アートフェアを通じて新たな挑戦を
東京四谷のスタジオD21で、2022年9月9日から11日の3日間にわたり『アートフェア』が開催されます。現代アートに焦点を当てたこのイベントは、これまで10回のグループ展や1回のアートアワードを実施してきたアートポトラックから誕生しました。このアートフェアでは、出展者を広く募集しており、アーティストとして自らの作品を世に送り出す絶好の機会です。
アートに対する情熱を形に
アートポトラックは、単なる展示の場ではなく、アーティストとアート愛好者の交流の場を提供することを目指しています。その中心にいるのは、写真家の池谷友秀氏とスタジオD21の代表である中田輝昭氏です。
彼らは「なぜ思い、創り、表現するのか?」という問いに迫り、このアートフェアを通じて新しいビジョンを提示します。それは、作品を展示し、販売することを自らの手で行うことで、自分のアートを積極的に広める機会を提供することです。
開催概要
- - 日程: 2022年9月9日(金)〜11日(日)
- - 会場: 東京四谷・スタジオD21
- - 入場料: 500円(感染予防に配慮して開催されます)
出展者の募集要項
このアートフェアでは、参加費は無料ですが、作品が売れた際の売上から2割を実行委員会に納める形となります。出展に際しての条件は以下の通りです。
- - 作品は有形物に限る(パフォーマンスなどは不可)
- - 一人のスペース: 壁作品用に250cm x 250cm、立体物用の長テーブル1台分が提供されます。
- - 参加人数: 約20人
応募資格
参加希望者は、アーティストとして生計を立てる意志がある方で、3日間の展示期間のうち、初日を含む2日以上の参加が求められます。また、自身で作品の飾り付けや撤去、売上の集計、発送を行う必要があります。
応募時にはプロフィール、出展する作品の画像、そしてテーマ『アートを売ること』についての考えを文章でまとめることが求められます。
参加の意義
コロナ禍の影響でアーティストが作品を発表する場が減少し、作品を見てもらえる機会が激減しています。このような状況において、アートポトラックは「アート作品を売ること」というテーマを掲げ、作家にとっての現実を直視したイベントを開催します。
若手作家にとって、作品をただ展示するだけではなく、自ら積極的に販売の機会を創出することが重要です。ギャラリーに依存するのではなく、作品のセールストークや展示方法、作家自身のアピールを考えることが必要です。
中田輝昭氏は、「スタジオD21のスペースを無料で貸し出し、自らの作品を売ることを考えてみてほしい」と呼びかけています。
3日という短期間で、真剣に自分の作品を売ることに挑戦するこの機会に、ぜひ多くの方々の参加を期待しています。
詳細・応募方法
詳しい情報や応募方法については、
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