ダスキンが新たな「カスタマーハラスメント対応方針」を策定
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、2024年4月1日より「カスタマーハラスメント対応方針」を新たに制定しました。この方針は、従業員が安全かつ安心して働ける環境を整備することを目的としています。これにより、すべての従業員が「やさしさ」と「喜び」を届けるための基盤を強化していきます。
カスタマーハラスメントの定義
この方針の中で、カスタマーハラスメントとはお客様や取引先からの要求が社会通念に照らして不相当な場合、つまり従業員の業務遂行や尊厳を著しく侵害する行為を指します。具体的には、身体的な攻撃や精神的な攻撃、プライバシーの侵害や過剰な要求などが含まれています。
行為の具体例
ダスキンが示すカスタマーハラスメントの具体的な例は次の通りです:
- - 身体的・精神的攻撃:暴行、恫喝、名誉毀損、侮辱など
- - プライバシー侵害:SNSでの誹謗中傷、盗撮、ストーカー行為など
- - 不当な要求:金銭的な補償や不当な商品交換など、社会通念を超える要求
- - 拘束行為:長時間の電話、不退去などの迷惑行為
- - 他者への迷惑行為:他のお客様に対する不当な行為や商品の損壊
これらの行為は、従業員の業務環境を悪化させるだけでなく、企業全体の健全な運営をも損なうため、一層の注意が必要です。
カスタマーハラスメントへの対応
ダスキンでは、カスタマーハラスメントが確認された場合には、必要に応じてサービスの中止や取引の停止が実施されることがあります。この対応は、従業員や他のお客様を守るためのものであり、決して妥協することはありません。具体的には、警察や顧問弁護士などの専門家と連携し、迅速かつ適切な対処を実施する方針を取っています。
経営理念と今後の展望
創業以来、ダスキンは「喜びのタネまき」を企業理念として掲げ、「やさしさ」と「喜び」をお客様に提供することに尽力してきました。新たな方針により、従業員がより安心して業務に従事できる環境を整備し、お客様へのサービス向上を図っていく方針です。今後もダスキンは、全従業員が安心して働ける環境を実現し、すべての関係者に喜びをお届けする努力を続けていきます。今後の取り組みにもぜひご注目ください。