YOSHIKIが生放送を経て体調不良に、ファンへの感謝を語る

YOSHIKIが頚椎手術後の初の生放送を実施

YOSHIKIが10月20日、彼のYouTubeチャンネル「YOSHIKI CHANNEL」にて、三度目の頚椎手術を受けた後、初めての生放送をロサンゼルスで行いました。この放送では、彼が車椅子に乗り、コルセットを着用した姿で登場し、手術後の経過や自身の心境を語りました。

しかし、放送の後に行われる予定だったファンコミュニティ「YOSHIKI+(PLUS)」のZoomファンミーティングは、YOSHIKIの体調不良により急遽延期となりました。放送では、彼がファンとの交流に真摯に対応したことや、予定終了時間を大幅に超過したことが影響した可能性が指摘されています。また、YOSHIKIは医師から深夜0時以降の仕事を控えるようアドバイスを受けていたことも確認されました。

この日のブロードバンドは、YOSHIKIがアジア殿堂賞（Asian Hall of Fame）の授賞式に出席し、その後での生放送だったため、非常にハードなスケジュールを強いられたことが背景にありました。

放送の中でYOSHIKIは、「皆さんには心配をかけましたが、順調に回復しています」と言い、健康を大切にしながら新しい芸術活動を続けていく意欲を示しました。また、7年前に受けた首の手術は成功ではなかったことが明らかになり、今回の手術では前回挿入された人工椎間板が固まっていたことが原因とされ、無事に成功したとの報告がされたことに安堵の表情を見せました。

気になるのは手術後の痛み。YOSHIKIは、現在は強めの痛み止めを服用し、今後数週間かけて薬の強度を下げながらリハビリを行う予定です。彼はまた、術後に投稿したInstagramの動画についても触れ、Lana Del Reyの楽曲の歌詞をユーモアを交えて引用し、自身の状況をファンに伝えました。

今回の放送では、YOSHIKIが特別にデザインしたスタッズ付きのロックスタイルの車椅子も紹介されました。「痛いからと言って、泣き叫んでも変わらない」という彼の哲学には、困難な状況に対して前向きであることの重要性が込められています。

また、アメリカの高額な手術費用についても触れ、「支払いはYOSHIKIデザインの楽天カードで済ませました」と笑いを誘うシーンもありました。

SNSでは、YOSHIKIの姿を心配する声が世界中のファンから多く寄せられており、「彼の笑顔を見られてうれしい」といったメッセージや、「健康が第一です」といった励ましの声が多く見られました。

現在、YOSHIKIはロサンゼルスで医師の指導のもと、回復を最優先しつつ、自身のハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」のパリデビュー時の映像制作に取り組んでおり、近日中に公開される予定です。