和歌山IR計画の中止決定と地域への感謝のメッセージ

和歌山IR計画の中止決定

和歌山県における『和歌山県特定複合観光施設計画』、通称和歌山IR計画について、クレアベストニームベンチャーズ社は、残念ながら実現を断念することを発表しました。この計画に参加する機会をいただき、和歌山県の皆様、関係者の皆様に丁寧にお礼を申し上げたいと思います。

計画策定に際しては、多大なるご支援をいただいたことに感謝すると共に、和歌山県が持つ、多様な資源の活用により地域の魅力を広く発信し、持続可能な発展への貢献を目指していました。これにより、和歌山を訪れるファンが増えることを期待していました。

資金調達計画の透明性

当初、和歌山IRの計画には、資金調達の透明性が懸念されていたものの、国内企業と合意書を締結し、国内金融機関との融資に向けても基本合意書を締結し、調達予定金額は5,500億円を超えるという計画でした。一部、スイスに本社を置くクレディ・スイスも関与し、資金計画の実行に対する手厚いサポートを得ていました。

特に取得したハイリーコンフィデントレター（HCL）は、資金調達の確実性を示すための有効な材料であったと自負しており、この計画の発展性を強調するものです。ただし、県議会からの要請により開示条件に制約があり、すべての情報を公表することはできませんでした。

結果を受けての心情

私たちは、和歌山IRの資金調達の可能性を確信していましたが、説明が不足していたため、理解を得ることができなかったことが悔やまれます。今回の計画中止に伴い、和歌山オフィスの一時閉鎖が決まったものの、東京都のオフィスは維持し、今後の開発機会を探求し続ける所存です。

また、和歌山の豊富な社会資源や人的資源のポテンシャルは、この街の最大の魅力であり、地域発展に寄与する可能性は高いと信じています。