古典喜劇を楽しむ!劇団俳優座×東京新聞演劇講座
今年の夏、東京都千代田区にて、劇団俳優座と東京新聞(中日新聞東京本社)の共催による演劇講座「いきなり俳優!」シリーズ第9期が始まります。今回のテーマは、フランスの偉大な劇作家モリエールが手掛けた喜劇『スガナレル』です。
この講座は、嫉妬深い町人スガナレルが繰り広げる勘違いから生じる大騒動を描いた作品で、指導を担当するのは舞台や映像で活躍する山本順子さん。彼女の豊かな経験をもとに、参加者は演技の楽しさを体感することができます。
講座の詳細
- - 日程: 2023年7月5日から9月21日まで、毎週土曜日(ただし8月9日・16日は休講)
- - 時間: 各回2時間で、午前10時、午後1時、午後4時のいずれかから選択
- - 参加料: 49,500円
- - 申し込み期限: 5月29日まで
講座は全10回で、最終日に行われるミニ発表会が特に注目されています。受講者は、1つの作品を深く掘り下げることで、演技スキルを磨くことが期待されています。
■
プログラムの流れ
各回ごとにシアターゲームや笑いの練習を行いながら、段々と台本に基づいた演技に移行します。予備知識は一切必要なく、どなたでも気軽に参加できる環境が整っています。
モリエールと『スガナレル』
モリエール(1622-1673)はフランスの17世紀を代表する劇作家で、彼の作品は今もなお多くの人々に愛されています。『スガナレル』は、モリエールのユーモアと鋭い風刺が詰まった喜劇の一つで、誤解によって引き起こされる笑いを通じて人間の愚かさを描いています。この作品を学ぶことで、参加者は演技技術だけでなく、フランス古典喜劇の魅力にも触れることができるでしょう。
受講資格と定員
受講は事前予約制で、各部18人までの定員があります。申し込みが多数の場合は抽選となるため、参加希望の方は早めに申し込むことをおすすめします。
また、講座の様子は撮影され、参加者専用の復習用動画として提供されるので、自宅での振り返りや学びにも役立ちます。
この特別な機会に、ぜひ古典喜劇に触れながら演技の楽しさを体感してみませんか?皆さんの参加を心よりお待ちしています。