投票をもっと楽しむ！アイラボが開発したセンキョ割公式アプリの魅力

投票を楽しもう！センキョ割公式アプリの誕生

投票が向上する社会文化の創造を目指す株式会社アイラボが、一般社団法人選挙割協会と手を組んで、2025年7月18日に「センキョ割」の公式アプリをリリースしました。このアプリの誕生は、投票率の低下が問題視される中で、より多くの人に選挙へ足を運んでもらうことを目的としています。

アプリ開発の背景

昨今、物価の上昇や円安、年金問題など、私たちの生活に密接に関係する課題が浮上しています。特に、2025年7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙には、今まで以上に注目が集まっています。SNSや動画メディアの発展に伴い、政治家の発信が身近になったことで、投票や政治に対する関心も高まっています。しかし、依然として「自分の声が届かない」「投票しても何も変わらない」という否定的な声も多く、特に若年層では投票率が50%を切る状況が続いているのが実情です。

このような現状を踏まえ、アイラボの代表でもある伊藤剛氏は、「何か支援できることはないか」と模索。一般社団法人選挙割協会との出会いを経て、無償でのアプリ化を提案し、わずか3日間で開発を実現させました。

センキョ割公式アプリの魅力

このアプリでは、投票を行った際に利用できる店舗を地図上で容易に探せる機能が付いています。従来のWeb版では、都道府県や自治体を選ぶ必要があり、参加店舗を探すのに時間がかかっていました。しかし、公式アプリでは店舗が地図上にピンで表示され、ユーザーは簡単に近くの店舗を見つけることができるのです。

さらに、店舗の詳細ページを開くと、受けられる割引やクーポンの情報も確認できるため、ユーザーにとって便利さが増しています。また、センキョ割に参加を希望する店舗も、アイコンをタップしてスムーズに申し込むことができる工夫がなされています。こうした機能を通じて、若い世代を中心に政治に対する関心を引き上げることを目指しています。

センキョ割とは？

「センキョ割」は、学生を中心とした実施委員会が運営するもので、投票済証明書を参加店舗に見せることで割引を受けられる仕組みを持っています。2012年からスタートしたこの取り組みは、公民教科書への掲載やメディアによる取り上げを経て、今や多くの人に知られる存在となりました。選挙に行くことを促進する活動として、地域の企業や団体にも広がりを見せ、参加企業にとってはブランドイメージの向上やキャンペーン効果を得る絶好の機会となっています。