大橋歩の特別個展『イスの版画展』が那須塩原で開催！

栃木県那須塩原市にあるレタープレスレターズ黒磯で、イラストレーター大橋歩の特別な個展『大橋歩イスの版画展』が開催されます。この展覧会は、2025年6月5日から7月21日までの期間にわたり、シンプルでありながら豊かな表現力を持つ大橋歩の世界を堪能できる貴重な機会です。会場のレタープレスレターズ黒磯は、活版印刷とリソグラフのデザインスタジオとして有名で、その独特な空間での展示は特に注目されます。

大橋歩さんは1940年に三重県で生まれ、活版印刷を駆使したイラストレーションやデザイン、エッセイなど、多岐にわたる作品を手がけてきました。そのキャリアは、雑誌『平凡パンチ』の表紙を7年半にわたって担当したことから始まり、その後も多くの本を執筆するなど、国内外から支持を集めています。特に、彼が設立した「イオグラフィック」や、企画から編集までを手がけた『アルネ』などは、彼の独自の視点と繊細なデザイン哲学を感じさせるものです。

この個展では、椅子をテーマにした銅版画の作品が多数展示される予定です。また、特別に制作された活版印刷のポストカードや、大橋歩さんの自主制作絵本『ともだち』と『ありがとう』も販売され、訪れる皆さんに新たな発見と感動を提供します。

レタープレスレターズ黒磯の所在地は、栃木県那須塩原市本町7-26です。ショップは定休日なく、毎日11:00から17:00まで営業していますので、気軽に訪れてみることができます。展示の合間に、同店が取り扱う世界の活版スタジオの魅力的なアートポスターやカードにも目を通してみてください。特に、ドイツ製やアメリカ製の大型活版印刷機を間近で見ることができる機会もあり、活版印刷の魅力を直接体験することができるスポットとしても注目を集めています。

ぜひ、大橋歩の作品に触れながら、活版印刷の魅力あふれる空間を楽しんでください。大橋歩さんの作品が持つシンプルでありながら、深いメッセージを感じ取っていただけることでしょう。皆様のお越しを心よりお待ちしております。