Nextorageが新たにM.2 SSDケース「NX-EN1PRO」と「NX-EN1SE」を発表

新たなM.2 SSDケース「NX-EN1PRO」と「NX-EN1SE」登場

Nextorage株式会社が、9月9日から新しいM.2 SSDケースとして「NX-EN1PRO」と「NX-EN1SE」の2モデルを発売します。これらは、NVMe™およびSATAの両方に対応し、データ転送速度20Gbpsを実現したUSB3.2 Gen2x2規格に基づく製品です。特に、PlayStation 5（PS5®）に対応したヒートシンク付きSSDがそのまま入る設計になっており、データの保存場所や転送速度の向上が期待できます。

NX-EN1PROの特長

「NX-EN1PRO」は、動作安定性を向上させる静音ファンを搭載し、長時間のデータ転送を可能にします。このファンによって熱の発生が抑えられ、サーマルスロットリングを防ぎ、データの書き込みや読み出し速度が安定します。さらに、USB Power Delivery（PD）機能を利用して、ホストデバイスに給電しつつ、SSDを使用することもできます。最大8TBのSSDにも対応しており、大容量のデータを保存する際にも安心して利用できます。

NX-EN1SEの特長

もう一つのモデル「NX-EN1SE」は、スタンダードな仕様で、ドライバーなしで簡単にSSDを着脱できる便利さが魅力です。こちらのモデルも、PS5に対応したヒートシンク付きSSDの装着が可能ですが、上位モデルと異なりファンは搭載されていません。基本的なデータ転送は迅速に行えるため、一般的な用途にいたっても十分に機能を果たします。

幅広い互換性とユーザビリティ

どちらのモデルもM.2フォームファクターに幅広く対応し、2280、2260、2242、2230といった様々なサイズのSSDに対応しています。ユーザーは、古いSSDを外付けとして有効活用することができるため、新しいSSDを導入する際にも経済的です。また、USB接続が簡単にできるラッチ付きのデザインは、SSDを手軽に取り扱えるように工夫されています。