オプテックスとCoLifeの協業について
オプテックス株式会社と株式会社CoLifeが、共同で住宅DXの推進に向けた新たなサービスを開発することを発表しました。この協業により、両社が持つ技術やノウハウを融合させることによって、より効率的で低コストなスマートエントランスサービスの提供が可能になります。
協業の背景と目的
自動ドアセンサー業界のリーディングカンパニーであるオプテックスは、その強力な自動ドアソリューション「OMNICITY」を展開しています。一方、住宅業界のデジタルトランスフォーメーションを推進するCoLifeは、住宅オーナーと居住者をつなぐORMシステム「iecon」を提供しています。両社の協業は、住宅の維持管理の効率化を図るものであり、今後、より多くの不動産に同サービスを導入していく計画です。
新たなシステムの概要
オプテックスのOMNICITYは、従来の自動ドアの開閉機能に加え、Beacon機能を統合しています。この機能により、対応するアプリを持ったスマートフォンと自動ドアセンサー間で通信が可能となり、リモートでのオートロック施錠解除、クーポンの配信、人流データの分析といった新サービスを展開できます。
そして、CoLifeのieconは、住宅のデジタル維持管理を実現するためのシステムとして、オーナーと居住者の両方にとっての利便性を向上させることを目的としています。これにより、デジタル技術を用いて透明性を持った住宅管理が叶うでしょう。
将来の展望
両社は2025年秋にOMNICITY機能を搭載した新たなサービスの提供を計画しています。このサービスは分譲マンションや賃貸マンションのみならず、オフィス、無人店舗、駐車場など幅広い不動産管理の場面で利用されることを目指しています。
さらに、国内市場だけでなく、アメリカやアジアといった海外市場への展開も視野に入れています。これにより、オプテックスが持つ国際的なネットワークを活用し、様々な業態に対する導入を加速することを期待しています。
おわりに
この協業が成功することにより、オプテックスとCoLifeは業界全体のデジタル化を推進し、より良い未来を築くための新しいインフラを提供することになるでしょう。今後の展開に注目です。