近鉄エクスプレスが廃食用油回収イベントを開催
2023年3月28日、近鉄エクスプレスは、持続可能な航空燃料(SAF)の普及を目的とした廃食用油回収イベントを、東大阪市の花園ラグビー場で実施しました。このイベントでは、近鉄グループホールディングス株式会社とラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」が共同で協力し、約400名の参加者が集まりました。
イベントは、花園近鉄ライナーズが主催する公式戦(対 日本製鉄釜石シーウェイブス)の一環として開催され、地域の方々にSAFに関する理解を深めてもらう機会となりました。あわせて行われた「花園ハッピーパーク」イベント内にて、近鉄エクスプレスの特設ブースも設置され、廃食用油の回収だけでなく、SAFの説明やクイズを通じて来場者の参加を促しました。
この日の回収結果は、約34リットルの廃食用油が集まり、これらは大阪府堺市の工場でSAFの製造に利用される予定です。事前にSNSや大型ビジョンで告知を行ったこともありますが、400名もの参加者が集まったのは、地域の理解度や熱意の表れと言えるでしょう。
持続可能な社会を目指す「Fry to Fly Project」
近鉄エクスプレスは2023年より「Fry to Fly Project」に参加しており、国内資源の循環を通じた脱炭素社会の実現を目指しています。このプロジェクトは、家庭や飲食店などから発生する廃食用油を活用することを目的としており、その一環で今回のイベントを実施しました。一般家庭から毎年約10万トン、飲食店からは約40万トンの廃食用油が発生していますが、その大部分は未活用のまま廃棄されています。この状況を改善し、SAFの原料確保につなげていくためには、より多くの協力が必要です。
地域社会との連携と今後の展望
近鉄エクスプレスは、航空貨物のフォワーダーとして国際物流を支え、持続可能な物流の実現や気候変動対策に貢献していく方針です。今後も地域社会との連携を強化し、廃食用油の回収活動の拡充や、SAFに関する啓発活動を継続することで、一層の普及促進を目指します。
結語
今回の廃食用油回収イベントは、近鉄エクスプレスが環境保護に対する取り組みを広める重要なステップとなりました。地域の皆様とのつながりを大切にし、持続可能な方法での資源活用を進めていくことで、より良い未来に向けた道筋を築いていきたいと考えています。