ケリング支援の展覧会
2021-09-03 13:12:40

ケリングが支援する女性アーティスト展が京都に上陸!

メトロポリタンな視点で紡がれる女性の物語



2021年9月18日から10月17日まで、京都で開催される「KYOTOGRAPHIE 2021」において、「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展」が開催されます。この展覧会は、ケリングが推進する「ウーマン・イン・モーション」の取り組みによって支えられています。芸術や文化のフィールドにおける女性の価値を高めることを目指すこのプロジェクトの一環として、フランスの若手女性アーティストたちの作品が日本に初めて紹介されます。

フランスの新進気鋭な5名のアーティスト、マルグリット・ボーンハウザー、マノン・ロンジュエール、アデル・グラタコス・ド・ヴォルデール、ニナ・ショレ、クロチルド・マッタの作品が出展され、彼女たちが実践するコンテンポラリーな写真や映像の豊かな表現が探求されます。これらのアーティストは、物語の感受性に優れ、虚構と現実の境界を曖昧にする新しい視点を持っています。

アートにおける女性の地位向上



「ウーマン・イン・モーション」は、2015年にカンヌ国際映画祭において発足しました。このプログラムは、女性たちの表現や活動にスポットライトを当てることを目的としており、徐々に活動の幅を写真、アート、音楽、文学にまで拡張しました。特に写真分野では、毎年傑出した女性フォトグラファーを称える「ウーマン・イン・モーションフォトグラフィー・アワード」が開催されています。

展覧会では、5人のアーティストの作品を通して、フランスの若手アーティストたちが描く独自の視点と豊かな表現が体感できます。いずれの作家も、ジャンルを超えたハイブリッド的なアプローチで、観客に新しい疑問や発見を提供してくれるでしょう。特に、現代という時代の複雑さを映し出し、それぞれの作品には個性やメッセージが色濃く反映されています。

トークイベントで深まる理解



展覧会のオープン日に合わせて、キュレーターであるサイモン・ベーカー氏とアーティストたちによる対談イベントも予定されています。彼らがフランスの写真や映像芸術について語り合うこの機会は、展覧会への理解を一層深める絶好のチャンスです。公演はライブ配信も予定されており、言語の壁を越えて多くの人々が参加できるようになっています。

KYOTOGRAPHIEの意義



「KYOTOGRAPHIE」は、国際的な写真祭として、京都の文化的背景を活かした展示を行うことによって、国内外の重要作家の作品を一般の人々に広く紹介する役割を担っています。歴史的背景のある美しい都で、アートを通じた新たなコミュニケーションが繰り広げられる場として、多くのアーティストと来場者が集います。

本展は、フランスのコンテンポラリーアートの現状を知る大変貴重な機会でもあり、女性アーティストの台頭とその表現力に焦点を当てた展覧会です。彼女たちがどのようにして現代のアートシーンに影響を与えているのか、その一端を体感することができます。

展覧会は、国内外のアート愛好者のみならず、一般の観客にとっても新しい視点を提供すると考えられています。ぜひこの機会に訪れて、フランスの新進アーティストの作品を感じてみてください。

会社情報

会社名
株式会社ケリングジャパン
住所
東京都渋谷区神宮前5-1-5
電話番号

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