パーソルグループが日経統合報告書アワードで栄光の受賞
2024年、パーソルホールディングス株式会社が日本経済新聞社主催の第4回日経統合報告書アワードで優秀賞を初めて受賞しました。この一報は、同社が掲げるグループビジョン「はたらいて、笑おう。」に基づく社会貢献の姿勢が評価されたことを示しています。
統合報告書は、株主や投資家、さらには広範囲のステークホルダーに対し、パーソルグループの企業理念や価値創造のナラティブを分かりやすく伝えることが目的です。特に、グループが進める「はたらくWell-being創造カンパニー」という目標に向けた取り組みが具体的に紹介されています。
CEOメッセージと中期経営計画
2024年版の統合報告書では、代表取締役社長の和田孝雄氏が中長期的な価値創造に対する取り組みや経営方針を詳しく語っています。また、2023年度から始まった中期経営計画の進捗状況についても各担当役員がメッセージを発信しており、透明性を持った情報提供が行われています。
8つのマテリアリティと人的資本
報告書の中では、8つのマテリアリティを通じて設定した目標や実績に加え、具体的な取り組み内容も詳細に記載されています。特に人的資本やコーポレートガバナンスに関わる情報は近年強化されており、企業の持続可能性を支える基盤についても触れられています。
今後、パーソルグループは、ステークホルダーの意見に耳を傾け、より良いコミュニケーションを図るための統合報告書を提供し続けることを目指しています。これにより、社会との信頼関係を築き、更なる事業の成長に繋げていく予定です。
日経統合報告書アワードについて
日経統合報告書アワードは、1998年から行われている「日経アニュアルリポートアワード」が進化したものです。2019年から非財務情報も考慮されるようになり、企業の成長戦略や社会的責任に関する視点も評価基準に加えられました。今回の第4回目には、496社が参加し、その中からパーソルグループが見事に優秀賞を獲得しました。
パーソルホールディングスの広がるビジョン
パーソルホールディングスは、1973年の創業以降、人材派遣や人材紹介業をはじめ、アウトソーシングや設計開発等の多岐にわたる事業を展開してきました。特に人材サービス「テンプスタッフ」や転職サービス「doda」に加え、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」やスキマバイトアプリ「シェアフル」など、新たな領域に挑戦する姿勢が顕著です。2030年には「人の可能性を広げることによって、100万人により良いはたらく機会を創出する」という目標を掲げています。
パーソルグループは、多様なニーズに応えるサービスを提供しながら、全ての人が「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を築いていくことを目指します。