デンマークの森が銀座に
2020-08-10 11:00:02

銀座に現れたデンマークの森:White MountaineeringとFRITZ HANSENのコラボ展示

銀座に出現したデンマークの森



銀座のストラスブルゴにて、デンマークの名デザインブランドFRITZ HANSENと、日本のファッションブランドWhite Mountaineeringのコラボレーションによるポップアップ展示が行われています。展示のテーマは「森」で、フリッツ・ハンセンの象徴ともいえるアルネ・ヤコブセンのグランプリチェアを中心に、デンマークデザインのエッセンスを体感できる空間が広がっています。

グランプリチェアの新たな表情



この特別な椅子は、フリッツ・ハンセンが日本のファッションブランドであるホワイトマウンテニアリングの代表、相澤陽介氏とのコラボレーションによって誕生しました。彼の影響を受け、素材やデザインに対する新しいアプローチを取り入れています。相澤氏は、木材やレザーを使用した高品質の家具を長年愛用し、その美しさと実用性を重視する姿勢が、グランプリチェアに新しい命を吹き込んでいます。

デンマークと日本の融合



展示には、デンマーク人フラワーアーティストニコライ・バーグマンが制作した植物インスタレーションも含まれており、観客はその美しさに心を奪われます。このインスタレーションは、まるで森の中にいるかのような感覚を与え、訪れる人々に癒しの空間を提供しています。繊細なデザインと色合いが特徴で、日本の職人技との融合が見事です。

限定300脚のコレクターアイテム



特に注目すべきは、アジア限定で300脚のみ作られるこの新生グランプリチェアです。デザインには、伝統的な寄木細工の模様を川島織物セルコンによってジャカード織物で表現し、日本の精緻さを感じることができる仕上がりになっています。価格は130,000円(税抜)で、シリアル番号の刻印された限定プレート付きです。この椅子は、2020年9月から各正規代理店での展示販売がスタート予定で、先行予約も受け付けています。

銀座で体感する魅力



この展示会は、あまりに多くの要素がかけ合わさっており、両ブランドの哲学が色濃く反映されています。相澤氏が追求する「素材からデザインを生み出す姿勢」と、フリッツ・ハンセンの卓越したクラフトマンシップが二重奏を奏でています。デンマークと日本の感性が融合した新しいデザインがどのように進化しているのか、ぜひ実際に体験してみることをお勧めします。

これからもデンマークのデザイン界と日本のファッションがどのように関係を築いていくのか、注目していきたいところです。会期は8月17日までと短い限定展示なので、ぜひ足を運んでその魅力を味わってください。

会社情報

会社名
Fritz Hansen A-S
住所
東京都港区南青山2-27-14、1F-2F
電話番号
03-3400-3316

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