旅ナカアプリ「VERY」がJR九州ホテルズアンドリゾーツに導入される
2024年10月1日、株式会社アクティバリューズが手掛ける旅ナカアプリ「VERY」は、JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社の運営する12のホテル及び旅館に導入されます。このアプリは、多言語での情報提供を通じて、旅行の快適さを向上させることを目的としています。
「VERY」とは?
「VERY」は、宿泊施設内の案内や周辺の観光情報、ルームサービスの注文、アクティビティの予約など、旅行中に必要な様々な情報を提供します。宿泊客は、チェックインの際に受け取るカードや、客室に設置されたQRコードをスキャンすることで、自分のスマートフォンに対応した言語の情報を簡単に取得できます。詳細情報は
こちらからご確認いただけます。
導入の背景と目的
JR九州ホテルズアンドリゾーツでは、訪問者の利便性を向上させ、多言語対応を強化する目的で「VERY」を採用しました。今年6月には、多言語AIチャットボット「talkappi CHATBOT」やFAQシステムも導入しており、旅中の案内やサポートを一元管理できる点が評価されています。
特徴的な取り組み
1. ネイティブ翻訳による案内情報
インバウンド需要の増加に伴い、外国語案内の質の向上が求められています。「VERY」では通常、機械翻訳による情報提供が行われますが、JR九州ホテルズアンドリゾーツではほぼ全ての案内情報をネイティブ翻訳に切り替えることで、外国人客にもより質の高いサービスを提供できるよう配慮しています。
2. リアルタイムのランドリー利用状況
更に、館内のランドリーの利用状況をリアルタイムで確認できる機能が開発中です。これにより、お客様は待ち時間を短縮でき、滞在時間をより有効に使えると期待されています。こちらの機能は年内に使用開始予定です。
JR九州ホテルズアンドリゾーツの新たな挑戦
JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社は、2024年10月に複数のグループ企業が合併し設立された新会社です。この企業は、都市部から温泉地まで多彩なニーズに応える17の宿泊施設を展開し、地域に密着したサービスを提供することを目指しています。今回の「VERY」の導入も、その一環として観光業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するものです。
導入施設リスト
「VERY」が導入される12施設は以下の通りです:
- - THE BLOSSOM HIBIYA
- - THE BLOSSOM HAKATA Premier
- - THE BLOSSOM KUMAMOTO
- - THE BLOSSOM KYOTO
- - JR九州ホテル ブラッサム博多中央
- - JR九州ホテル ブラッサム福岡
- - JR九州ホテル ブラッサム大分
- - JR九州ホテル ブラッサム那覇
- - JR九州ホテル 長崎
- - JR九州ホテル 宮崎
- - JR九州ホテル 鹿児島
- - 別府温泉 ‐竹と椿のお宿‐ 花べっぷ
取り組みの先進性
「VERY」による多言語サポートは、観光業界における重要な進展で、特に英語・中国語・韓国語へのネイティブ翻訳サービスが好評です。これにより、宿泊先での体験がさらに充実したものとなるでしょう。加えて、アプリの機能は利用価格も非常にリーズナブルで、宿泊施設にとっても導入しやすい選択肢となっています。
今後も株式会社アクティバリューズは、観光業界のデジタル化を推進し、個々のニーズに基づいた高品質なサービス提供のために全力を尽くす方針です。さらに、無償提供キャンペーンを実施しており、興味のある宿泊施設はぜひお問合せを。
観光業界の未来を切り開く「旅ナカアプリVERY」を是非体感してみてください。